バルセロナがマンチェスター・ユナイテッド所属のアルゼンチン代表DFガブリエル・エインセ(28)に興味を示していると報じられている。しかし、クリスティアーノ・ロナウド、ルート・ファン・ニステルローイの放出を検討しているマンチェスター・Uがエインセを簡単に手放すとは考えにくいこと、移籍金は1500万ユーロ(約22億円)まではね上がると言われていることから、彼の獲得は一筋縄ではいかないと見られている。

エインセは、昨年9月にひざ十字じん帯を損傷し長期離脱を強いられたが、今年5月に行われた代表親善試合で復帰を果たし、ワールドカップの召集メンバーにも入った。身体能力の高さ、豊富な運動量、そして攻撃力もあるディフェンダーとして彼の実力はワールドカップドイツ大会でも実証済みだ。

イングランドを離れ、スペインでのプレーを望んでいると言われるエインセには、バルセロナの他にもレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンといったクラブも興味を示しており、レアル・マドリーが1450万ユーロ(約21億円)を提示したとも伝えられている。エインセ獲得合戦の今後の動きに注目したいところだ。