何の情報を収集していたのでしょう。

潜水艦以上に秘密の塊といえる船が対馬沖を航行

 防衛省・統合幕僚監部は、2022年3月20日(日)午前2時頃、長崎県対馬の東北東約40kmの海域において、南西進するロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦を確認したと発表しました。

 同艦は対馬海峡を南下したのち、対馬の南西約70kmの海域において反転、今度は対馬海峡を北上する形で日本海へ向けて航行したとのこと。


ロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦(画像:統合幕僚監部)。

 これに対し海上自衛隊は、長崎県の佐世保基地を母港とする佐世保警備隊所属の多用途支援艦「あまくさ」や、神奈川県の厚木基地に所在する第4航空群所属のP-1哨戒機によって、所要の情報収集や警戒監視を行ったそうです。