通行する人は車線規制イメージを見ておいた方がいいかも。

宮前ICで橋脚基礎工事始まる

 首都高の新線となる「新大宮上尾道路」の工事がいよいよ本格化します。
 
 国土交通省 大宮国道事務所は2022年3月22日(火)、国道17号の宮前ICにて橋梁基礎工事のため、4月4日から交通規制を行うと発表しました。規制は2025年3月末まで、およそ3年間の予定です。


国道17号と16号が交わる宮前ICを南から北へ望む。将来的には新大宮上尾道路が高架で南北に乗り越す(画像:Google Earth)。

 宮前ICは南北方向に国道17号「新大宮バイパス」「上尾道路」、東西方向に国道16号などがインターチェンジ構造で交わっています。規制内容は、17号の池袋・戸田方面へ向かう上り線において、2車線から1車線への絞り込み位置を約400m北側(鴻巣寄り)に変更するというもの。これにより本線上に工事の作業空間を確保します。

 新大宮上尾道路は、首都高S1埼玉大宮線の与野JCTから北へ、上尾市方面へと高架の自動車専用部を延伸させる事業です。この宮前IC付近における橋梁基礎工事は、同道路のなかで最初に工事が契約された箇所となります。巨大な宮前ICをオーバーパスするため、国道17号の中央部に直径約6mの基礎を5基建設します。