「PASMO」がサービス開始した日 「パスネット」を継いでICカード誕生 -2007.3.18
15年前の3月18日、PASMOサービスが開始しました。
Suicaに続いて民鉄でもICカードサービスが登場
PASMO定期券のイメージ(画像:パスモ)。
2007(平成19)年の3月18日。首都圏の交通事業者でICカード決済を行う「PASMO」サービスが開始しました。
JR東日本が導入したICカードサービス「Suica」の登場から6年。それまで運用されていた磁気カードによる交通事業者共通の支払いサービス「パスネット」の次世代として、ようやくICカードが私鉄でも導入されることとなりました。なお、パスネットは翌年1月に発売終了しています。
同時にPASMOは、Suicaとの連携を開始。互いのICカードがJR・私鉄の垣根を超え、相互に利用できるようになりました。PASMOとSuicaのどちらを主として使うかは、定期利用する事業者がどの会社か、あるいはどちらのポイントサービスがお得かなどによるもので、一般利用においては使い勝手にほとんど違いは見られません。
その後、2020年にスマートフォン対応の「モバイルPASMO」が開始。また、ポイントサービスの拡大とともに、一定額利用で一定額が割引になるといった「バス特」などのサービスは、廃止が進んでいます。