近畿自動車道が全通した日 -1988.3.17
34年前の3月17日、近畿自動車道が全通しました。
名神方面から西名阪道へつなぐ高速道路
近畿道の東大阪JCT(画像:Google Earth)。
1988(昭和63)年の3月17日。近畿自動車道(近畿道)の八尾IC〜松原IC間が開通。近畿自動車道の吹田JCT〜松原IC間28.4kmが全線開通となりました。
近畿道は1957(昭和32)年施行の「国土開発幹線自動車道建設法」によって「国において建設すべき自動車道」とされた「近畿自動車道名古屋大阪線」の一部に位置付けられた路線です。
1970(昭和45)年に吹田IC〜門真IC間が開通。その後順次南に延伸していき、ついに大和川を越えて西名阪道へ直結したのです。
全通により、京都・大阪北部・神戸方面から奈良方面へ、大阪市の郊外をバイパスする形で直結され、道路ネットワークが飛躍的に向上しました。さらにその翌年、松原ICからさらに南の美原北ICまで、阪和道が開通。和歌山方面への主要ルートとして、さらに重要な役割を担っていくことになります。
1990(平成2)年に、近畿道と並行して大阪モノレールが南茨木駅まで開業。その後1997(平成9)年に門真市まで延伸し、現在さらに南へ、東大阪JCT付近の瓜生堂駅(仮)までの延伸工事が進んでいます。