老舗の東京〜仙台線が60周年を機にいよいよ!

「八重洲通り」バス停から八重洲口のバスターミナルへ

 高速バス東京駅〜仙台線などを運行する東北急行バスが2022年4月1日(金)にダイヤ改正を実施、同社のメイン路線ともいえる仙台線について、東京駅JR高速バスターミナルへの乗り入れを開始します。


東北急行バスの仙台線。同社は東武グループに属する(中島洋平撮影)。

 これまで同社の東京駅バス乗り場は、八重洲中央口改札からまっすぐ伸びる道路上の「東京駅八重洲通り」(改札から約300m)でしたが、仙台線は基本的に八重洲南口改札直結のJRバスターミナルに変更となります。なお降り場はJRバスと同様、東京駅日本橋口です。

 なお、毎日運行の3列シート車「ニュースター号」は全てJRターミナル発になりますが、金・土日のみ運行の4列シート車「ホリデースター号」は従来通り八重洲通りのバス停に発着、休日の需要増に応えるといいます。

 東北急行バスの東京駅〜仙台線は、2022年で60周年を迎えます。片道300kmを超える長距離路線バスとしては、日本で最も古い路線とのこと。当初は高速道路が開通しておらず、約350kmを一般道経由、約10時間かけて運行していました。現在ではおよそ5時間30分、大人片道3800円(出発日により異なる)です。

 ちなみに、東京駅八重洲口には、2022年に再開発ビルの中へ新しいバスターミナルがオープンする予定で、東北急行バスのように八重洲口の周辺へ発着している各社のバス乗り場が再編される見込みです。