約43kmの4車線化が決定しました。

さらに4車線化進む

 国土交通省は2022年3月4日(金)、高速道路における暫定2車線区間の4車線化について、2022年度事業化見込みの箇所を公表しました。


高速道路における暫定2車線区間のイメージ(画像:国土交通省)。

 新たに、常磐道 広野IC〜ならはスマートIC(約5.6km)、東海北陸道 福光IC〜南砺スマートIC(約4.6km)など7区間で4車線事業が始まります。最長は広島と島根にまたがる浜田道 大朝IC〜旭IC(約11.2km)で、事業費は750億円です。7区間の合計では約43km、2570億円です。

 国土交通省は全国の暫定2車線区間について、2019年9月に課題の大きい区間を優先整備区間約880kmを選定し、財政投融資を活用しながら、4車線化を順次事業化してきました。今回の選定区間も、災害、渋滞、事故発生箇所などを総合的に勘案したものだそうです。

 同省は「残る優先整備区間についても、財源の確保状況等を踏まえ、順次整備を進めます」としています。