「通常と異なる運行形態」への撮影も、「周りに支障やご迷惑が掛からないようご理解・ご協力をお願いします」とのことです。

地元の5つの警察署が連名


工事が進む竹ノ塚駅周辺(画像:東武鉄道)。

「当夜22時40分以降、浅草〜久喜・南栗橋間の各駅ホーム・構内での撮影は禁止とさせていただきます」
 
 東武鉄道が公式Twitterアカウント「東武鉄道沿線情報 -スカイツリーラインエリア-【公式】」にて2022年3月3日(木)、このような発信をしました。東武鉄道ほか、千住・綾瀬・西新井・竹の塚・草加の地元5警察署連名となっています。

 これは、2月28日(月)にTwitterで発信されたお願いを、さらに具体的にしたもの。撮影禁止となる時間帯、対象区間が明記されました。

 すでに告知されているとおり、東武スカイツリーラインは3月19日(土)22時40分以降、北千住〜草加間の上下緩行線(普通列車ならびに日比谷線直通列車)で運休し、竹ノ塚駅の高架切り替え工事が行われます。これにより、開かずの踏切として地域の懸案だった駅南側の大踏切(伊勢崎線第37号踏切)も解消されます。この切り替え工事が行われる時間にあわせて、異例の撮影禁止のお願いが行われているのです。

 列車の運休にあわせて、周辺の列車は「通常と異なる運行形態」となり、小菅、五反野、梅島、竹ノ塚、谷塚の各駅を対象とした代行バスが運行されますが、この「通常と異なる運行形態」や代行バスへの撮影も控えてほしいとのこと。また、撮影を禁止する理由として「駅ホーム・構内、バスルート上の安全確保、また、お客様や住民の方々への深夜時間帯のご配慮の為」とされています。