米AMDは2月17日(現地時間)、AMD Radeonグラフィックス向けドライバの最新バージョン「Radeon Software Adrenalin 22.2.2」の提供を開始した。既に公式サイト上でも配布されており、アップデートを適用して利用できる。

SAM(Smart Access Memory)に最適化が行われた「Radeon Software Adrenalin 22.2.2」


Radeon Software Adrenalin 22.2.2では、CPUからVRAMへのアクセス性能を大きく引き上げるAMD SAM(Smart Access Memory)機能に最適化が行われ、さまざまなゲームで大きく性能が高まっている点がポイント。一例として、前バージョンの22.2.1.をインストールするRyzen 9 5900HX、Radeon RX 6800Mを搭載するシステムでは、『アサシン クリード ヴァルハラ』で1080pのUltra設定時に最大24%もパフォーマンスが向上しているという。

既知の不具合として、Windows 10環境で正常にAeroが表示されない問題、Radeon RX 570などでCyberpunk 2077をプレイした場合に屋内が必要以上に暗くなる問題、Radeon RX 6900 XTなどでGod of Warをプレイした場合にパフォーマンスが低下する問題、Enhanced Syncの有効時にブラックスクリーンが発生することがある問題などが挙げられている。その他の詳細はリリースノートまで。