ワールドカップ出場を逃したカメルーン代表のサミュエル・エトーはバカンス中にありながら、メキシコTV局のワールドカップのコメンテーターを務め、その合間を縫って様々なイベントに参加、と多忙な生活を送っている。昨日(5日)もバルセロナ郊外で開催された子ども達を対象としたフットボールキャンプに元気な姿を見せ、子ども達と充実した時を過ごした。

集まった報道陣からレアル・マドリーの新会長ラモン・カルデロンについて質問されたエトーは、「僕達自身の調子が良ければ、R・マドリーがどんな補強をしようとも関係ない」とコメントした。

「誰が勝ったの?誰を連れてくるって言ってた人だっけ?ザンブロッタはどこに行くの?たくさんの選手を連れてくるって言ってたけど、どうなの?もう決まったの?。どっちにしてもR・マドリーの補強については全く気にしてないよ。バルサの調子が良ければ、恐れるものは何もない」。

回りに惑わされることなく、自分達のことに集中し、やるべき事をやれば結果はおのずとついてくると考えるエトーにライバルのことを気にしている暇はないようだ。

また、ブラジルがワールドカップ準々決勝でフランスに敗れ、その非難の鉾先がロナウジーニョに向けられていることについて、「ブラジル代表が批判されることは仕方ないんだ。だって、みんなが決勝に進むと期待していたわけだからね。でも、ロナウジーニョに批判が集まるのは理解できないよ。代表では(バルサより)後ろでプレーしていたわけだし、彼本来のポジションじゃない。魔法を見せろって言われても無理があるよ」とチームメイトを養護した。