W杯準決勝ドイツ対イタリア戦を翌日に控えた3日、イタリア最大のスポーツ紙、ガゼッタ・デッロ・スポルトがベスト4選手を多く輩出しているクラブを特集した。記事によると1位はユベントス(イタリア)でブッフォン、カンナバーロ、ザンブロッタ、カモラネージ、デル・ピエロ(イタリア代表)、ビエィラ、トゥラム、トレゼゲ(フランス代表)の8人もの選手を輩出。2位はチェルシー(イングランド)の6人、フェレイラ、カルバーリョ、マニシェ(ポルトガル代表)、マケレレ、ガラス(フランス代表)、フート(ドイツ代表)となった。

3位以下はACミラン(イタリア)、リヨン(フランス)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の5人、ベンフィカ(ポルトガル)、パレルモ(イタリア)の4人、ASローマ(イタリア)、シュツットガルト、ボルシア・ドルトムント、ベルダー・ブレーメン(ドイツ)、マンチェスターU(イングランド)の3人となっている。

ベスト4に残ったドイツ、イタリア、フランス、ポルトガルのクラブが多いことは当然とも言えるが、逆に代表は敗退しているがチェルシー、マンチェスターU選手が多いことからイングランド・リーグのレベルの高さが窺える。一昔前と比べ格段に他国リーグ移籍がスムーズになっている中、イタリア代表は全選手がセリエA所属。「世界最高峰」と謳われた過去の栄光と24年振りの優勝を手に入れるため、開催国ドイツとの準決勝に挑む。