プレミアリーグのクラブからオファーがあることを明かしたエリクソン監督(C)EFE

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 イングランド代表のスベン・ゴラン・エリクソン監督は、ワールドカップ準々決勝のポルトガル戦を最後に、その座を退いた。しかし、エリクソンにイングランドで監督業を続ける可能性が浮上した。

 エリクソン監督の代理人であるアソース・スティル氏は、イングランドの数クラブからオファーがあることを、次のように明かしている。

「現在、多数のクラブからオファーが届いている。ただし、先方にはまだ何も伝えていない。これからオファーを検討することになる。クラブの監督に戻る場合、エリクソンはリーグ優勝や欧州チャンピオンを狙えるクラブを希望している。今後の4、5年については、近々検討するつもりだ」

 一方、準々決勝敗退を喫したエリクソンには、批判が集中しており、中には「給料泥棒」と非難する声もある。しかし、スティル代理人は「彼は欧州予選で1度負けただけだ。給料を断るべきだったと言うのか? まったくバカげた話だ」と批判を一蹴した。

 40年ぶりの優勝をイングランドにもたらすことは出来なかったものの、サッカーの母国で依然高い人気を誇るエリクソン。同監督がプレミアリーグの名門を率いる可能性も十分にありそうだ。