今秋、コミックエッセイ『1ヵ月でいらないモノ8割捨てられた! 私の断捨離』(講談社)を上梓されたイラストレーターのなとみみわさんは、面倒くさがり屋で小さいころから片付けが苦手だったとか。人生の転機をきっかけに、“断捨離の扉”を開けてから1か月で、いらないモノを捨てて、お部屋も心もスッキリできたそう。そんななとみさんの断捨離体験を、第1話と一緒にご紹介します。

断捨離は、モノをただ捨てることではなく、自分と向き合うこと

なとみさんは子どもの独立、介護していた義母を看取ったあと、49歳で離婚。1人暮らしの寂しさと忙しさから、部屋が荒れ放題に。片づけの挫折を繰り返していたときに、一般社団法人断捨離代表・やましたひでこさんと出会い断捨離をスタートしました。

「断捨離はただ捨てればいいのではなく、今の自分に必要か必要じゃないかを見極める力、“自分軸”を育てること」ということをやましたさんから学び、なとみさんも意識的にモノを「自分軸」で見るようになったそう。

そうして1日1か所のちょこっと断捨離を続けた結果、1か月でデスク、キッチン、クローゼット、玄関、収納と8割の断捨離に成功!

「私にとって断捨離は、モノをただ捨てることではなく、自分と向き合うことでした。“自分を大切にすることは、自分が過ごす空間を快適にすること”と考えるようになり、以前の無駄買いを反省して、お金や時間を自分の幸せのためにきちんと使いたい、と思うように。1か月断捨離を続けたことで基礎力がつき、一回散らかってもまたすぐに片づけられるようになりました」

 

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