おうちで絶品、失敗しない焼きイモのつくり方。低温じっくり加熱で極上の味に
できたてほかほかの焼きイモは、いつ食べても至福のおいしさ! おうちでできる絶品焼きイモのつくり方をサツマイモをこよなく愛するカフェオーナーの新谷梨恵子さんに教えてもらいました。
おうちで手軽に簡単に!絶品焼きイモのつくり方
みんなが大好きなサツマイモをシンプルに楽しむ食べ方といえば、焼きイモ。火加減の調整がいらない、トースターとオーブンでのつくり方をご紹介します。
●おいしい焼きイモのつくり方
サツマイモの甘味を最大限に引き出す温度と時間で焼くと、おいしさが倍増! ポイントは低温でじっくり加熱することです。
<オーブンで> 100〜130℃で45分〜1時間半
皮つきのまま天板にのせて焼くだけ! サツマイモから甘味がじわじわ出てくる低温をキープすれば失敗がありません。焼き上がりは竹串を刺して確認しましょう。
<トースターで>アルミ箔に包んで40分
1000Wで20分焼いたら一度取り出して庫内が高温になりすぎないよう温度を下げ、さらに20分焼けば完成! 途中で返して均一に火をとおしましょう。
完成!
中まで火が通ってホクホク&しっとり! 温かいお茶と一緒にどうぞ。
ホクホク?ねっとり?自分好みのサツマイモを知ろう
おなじみの人気品種に加え、近年は個性的なニューフェイスも続々登場! 焼きイモの魅力の決め手となる、甘味や口当たりに注目して選んでみて。おうちで食べる焼きイモがワンランクUPすること間違いなし。
●人気ナンバーワン!ねっとり系は「紅はるか」「安納芋」
近年の焼きイモブームの火つけ役。水分が多く、糖度が高めです。クリームのような舌触りと中から溶け出すまったりとした甘い蜜は、一度食べたらヤミツキに!
●懐かしさがたまらない!ホクホク系は「紅あずま」「紅こがね」「鳴門金時」
水分が少なめで、昔ながらのホクホクとした粉質の食感が魅力。ほっとするような優しい甘さにも癒やされるはず。料理やお菓子づくりなど幅広い用途で使いやすいのも人気の理由です。
●新種のおいしさ!しっとり系は「シルクスイート」「姫あやか」「紅まさり」
シルクのようになめらかな口当たりが人気を集めている期待の新星! ねっとり系とホクホク系の中間のような味わいと食感で、すっきり上品な甘味が楽しめます。
●カボチャみたいな鮮やかオレンジ!「ハロウィンスイート」
サツマイモ業界にカラフルな時代が到来と話題の新品種! ハロウィーンの時季に出回り、加熱すると濃いオレンジ色に。糖度も十分なので、まったり系が好きな人におすすめです。
焼き時間40分も待てないあなたに!「クイックスイート」
通常の品種より低温ででんぷんが甘味成分に変わるため、電子レンジの短時間加熱でも焼きイモさながらの甘さが楽しめる新品種。おうち焼きイモに最適です!