食べすぎは“翌日”の過ごし方が大切!後悔しないための3つのポイント
今年も残すところあと少し。イベントごとが多い月は、ついつい食べすぎてしまう…なんて経験ありませんか? 今回は料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに「食べすぎてしまった翌日の対処法」について教えてもらいました。
食事量が増えてしまう12月。後悔しないためにできること
師走となるとつき合いが増えて、いつもよりも食べる量や外食が増えてきますよね! 久しぶりの再会に気が緩み、お酒も進んでついつい食べすぎてしまった…と後悔することも多いのではないでしょうか。ということで、今回は食べすぎてしまった次の日からでもできる調整法をご紹介します。
●1:食べすぎた翌日は臓器を休ませてあげる
とくに夕飯を食べすぎてしまったときの翌日は、体が重くてだるい、お腹もあまり減っていないはずです。そんなときは、無理して食べない! まずはこれが鉄則。
やせるためには、「朝食はしっかり食べる」「3食バランスよく食べる」と思っている方も多いですよね。実際に私もこれまで、「3食バランスよく!」と紹介してきましたが、食べすぎた時は別です! 前日にたくさん食べてしまったときは、おなかが空いていないことが多いですよね。そんなときは、義務感で食べなくてもいいんです!
しかも、たくさん食べすぎた日は脂っこいものを食べていることが多くないですか? 外食をすると、糖質と脂質が増えますし、お酒を飲んでいると、味つけも濃いものを求めがちになります。
いつもよりもたくさん食べておなかがいっぱいなのに、そのあともこれまでと同じようなペースで食事をしていれば、胃腸は休む間もなく、常に働いていなければいけません。
また、胃腸が疲弊して消化機能が衰えると、体に必要な栄養分を吸収することができなくなります。
そう考えたら、おなかが減っていないのに、なんのために食べているのか分からないですよね。ただ太って具合が悪くなるという悲しい現実だけが残ります…。
なので、食べすぎてしまったときの次の食事は「臓器を休ませてあげる」を徹底しましょう!
●2:消化によいものを心がける
前述したように、食べすぎてしまったときは胃腸が疲れているので、なるべく消化によいものを心がけることが大事です!
消化にいいもの…と言うと、おかゆやクタクタに煮込んだうどんを想像してしまいますが、おかゆやうどんなどの1品物だけになると糖質に偏りがちです。糖質に偏りがちということは、太りやすくなるということです。
なので、まずは消化に良い「おかず」を摂取することを意識してみましょう。たとえば、豆腐やクタクタのお野菜・きのこや海藻が入っているスープ、白身魚に野菜のナムル。ご飯が食べたい場合は、そこに大人茶碗で軽く1杯分くらい盛りつければいいですね。
●3:むくみが気になる場合は、排出してくれる食材を利用
たくさん食べたときは、塩分・糖分が過剰になっている可能性が高く、むくみがちです。そういうときは、まず汗や尿としてナトリウム排泄を促すカリウム多めの食材を意識的に摂取することをおすすめします。
切り干し大根、アボカド、ホウレン草、枝豆、ナスなどはカリウムが多く含まれています。切り干し大根は水で戻して、ナムルやサラダ、汁物に入れたりできるので、汎用性が高くてお財布にも優しいので、ストックをしてむくんだ時の副菜1品としてぜひ活用してみてください。
むくみ解消には、カリウムのほかにも水分排出を促す作用のあるビタミンB・C群や食物繊維を摂取するのもいいですよ!
●食べすぎても、焦らないことが大切
食べすぎてしまったからといって、食べたものがすぐに脂肪になるわけではありません。体重が少しくらい増えても、今回ご紹介したことを守っていけば、また体重は減っていきますので、焦らずにお食事していってくださいね!
これらを意識して、年末年始をうまく乗りきりましょう!