【海外発!Breaking News】就寝中にクモに噛まれ手を失いそうになった女性「今ではベッドで寝るのも怖い」(英)
通常であれば数日で治るはずの虫刺されだが、このほど寝ている間にクモに手を噛まれたというイギリスの女性は手術が必要なほどの感染症を起こした。医師からは、治療が少しでも遅れたら手を失う可能性もあったと告げられたという。『The Mirror』『The Sun』などが伝えた。
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英オックスフォードシャーのサットン・コートネイに住むモーガン・カランさん(Morgan Curran、21)は、自宅のベッドで寝ている間にクモ(false widow spider)に手を噛まれた。
最初は単なる虫刺されだと思っていたが、日が経つにつれて右手が大きく腫れあがって痛み出し、中指の下の関節部分に直径3センチほどの黒いできものが現れたという。
モーガンさんは当時の状況をこのように振り返っている。
「目が覚めると手が痒くて痒くて。それを止めるために抗ヒスタミン剤を飲み、掻かないように絆創膏を貼っていました。でも徐々に手が黒くなり、腫れがひどくなったので薬剤師に診てもらいました。救急病院に行くべきと言われましたが、その夜はコンサートに行く予定があって。大丈夫だろうと思っていたんですがコンサート中も手が痛すぎて、思うように楽しむことができませんでした。」
「その後、かかりつけ医からもすぐに大きな病院に行くべきだと言われ、抗生物質の点滴を受けた後に手術が必要だと言われました。私は点滴が終わったら2週間分の抗生剤をもらって帰るものだとばかり思っていたので、とても驚きました。」
医師によるとモーガンさんは感染症を患っており、もっと長く放置していれば手を失うことや敗血症のリスク、または命を落としていた可能性もあったという。
「私はグロテスクなものは平気なほうですが、その黒いできものを見た時には胃が痛くなりました。そんなものが自分の中にあるなんて…。抗生物質を大量に投与された後に入院し、感染した組織を取るための手術を2回受けました。私の手はまるでボクシングのグローブのように腫れていて、指をまっすぐ伸ばすこともできませんでした。手術後は圧迫感がなくなり、ようやく痛みも治まりました。」
そう語るモーガンさんは、オックスフォードにあるジョン・ラドクリフ病院に5日間入院した後、自宅に戻ってからも傷が治るまで毎日包帯の交換が必要だったそうだ。
ただこの出来事がトラウマとなり、寝室のベッドで寝るのが怖くなってしまったと明かしている。
「病院から帰ってきたら、窓辺にちょっと攻撃的な感じのクモがいました。私は寝ている間に噛まれたのだと思います。背にドクロのような模様があるあのクモが私を襲ったんだと確信しています。今ではベッドに入る前に寝具をチェックし、部屋に入るたびに隅に何もないか確認します。部屋で眠れない夜は、リビングのソファーで寝ることもあります。」
また介護士として働くモーガンさんは5週間の休職を余儀なくされたそうで、何かに噛まれたらすぐに傷口を診てもらうように注意喚起した。
「治るまでにとても時間がかかって。5週間後に仕事に戻りましたが、まだ小さな傷が残っていました。常に針で刺されたようなしびれがあり、寒くなると鈍い痛みを感じます。何かに右手をぶつけると、左手をぶつけるよりも痛いんです。もっと早く検査を受けていれば、こんなに深刻な事態にはならなかったかもしれません。手術をして、痛みを感じて、常にしびれているなんて何の得にもなりませんから。」
画像は『The Mirror 2021年10月7日付「Woman nearly loses hand from false widow spider bite and now she’s scared to sleep in bed」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
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英オックスフォードシャーのサットン・コートネイに住むモーガン・カランさん(Morgan Curran、21)は、自宅のベッドで寝ている間にクモ(false widow spider)に手を噛まれた。
モーガンさんは当時の状況をこのように振り返っている。
「目が覚めると手が痒くて痒くて。それを止めるために抗ヒスタミン剤を飲み、掻かないように絆創膏を貼っていました。でも徐々に手が黒くなり、腫れがひどくなったので薬剤師に診てもらいました。救急病院に行くべきと言われましたが、その夜はコンサートに行く予定があって。大丈夫だろうと思っていたんですがコンサート中も手が痛すぎて、思うように楽しむことができませんでした。」
「その後、かかりつけ医からもすぐに大きな病院に行くべきだと言われ、抗生物質の点滴を受けた後に手術が必要だと言われました。私は点滴が終わったら2週間分の抗生剤をもらって帰るものだとばかり思っていたので、とても驚きました。」
医師によるとモーガンさんは感染症を患っており、もっと長く放置していれば手を失うことや敗血症のリスク、または命を落としていた可能性もあったという。
「私はグロテスクなものは平気なほうですが、その黒いできものを見た時には胃が痛くなりました。そんなものが自分の中にあるなんて…。抗生物質を大量に投与された後に入院し、感染した組織を取るための手術を2回受けました。私の手はまるでボクシングのグローブのように腫れていて、指をまっすぐ伸ばすこともできませんでした。手術後は圧迫感がなくなり、ようやく痛みも治まりました。」
そう語るモーガンさんは、オックスフォードにあるジョン・ラドクリフ病院に5日間入院した後、自宅に戻ってからも傷が治るまで毎日包帯の交換が必要だったそうだ。
ただこの出来事がトラウマとなり、寝室のベッドで寝るのが怖くなってしまったと明かしている。
「病院から帰ってきたら、窓辺にちょっと攻撃的な感じのクモがいました。私は寝ている間に噛まれたのだと思います。背にドクロのような模様があるあのクモが私を襲ったんだと確信しています。今ではベッドに入る前に寝具をチェックし、部屋に入るたびに隅に何もないか確認します。部屋で眠れない夜は、リビングのソファーで寝ることもあります。」
また介護士として働くモーガンさんは5週間の休職を余儀なくされたそうで、何かに噛まれたらすぐに傷口を診てもらうように注意喚起した。
「治るまでにとても時間がかかって。5週間後に仕事に戻りましたが、まだ小さな傷が残っていました。常に針で刺されたようなしびれがあり、寒くなると鈍い痛みを感じます。何かに右手をぶつけると、左手をぶつけるよりも痛いんです。もっと早く検査を受けていれば、こんなに深刻な事態にはならなかったかもしれません。手術をして、痛みを感じて、常にしびれているなんて何の得にもなりませんから。」
画像は『The Mirror 2021年10月7日付「Woman nearly loses hand from false widow spider bite and now she’s scared to sleep in bed」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)