【速報】Amazonがホームロボット「Astro」を発表!SLAMと車輪機構、ペリスコープカメラ搭載、Alexa対応、警備や見守り機能も
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AIやコンピュータビジョンを搭載し、SLAMと車輪機構による自律移動に加えて、アプリによる遠隔操作も可能。ユニークな潜望鏡カメラ、ディスプレイ等を搭載し、Alexaにも対応している。警備や見守り、エンタテインメント等、幅広い活用を想定している。
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米国では今年の年内に発売される見込み。日本での発売は不明。価格は1,449ドル、初回の「Day 1 Edition」は999.99ドルの割引価格が設定されている(招待制による販売)。ちょっと高い。
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キッチンで行動する「Astro」のイメージ
Amazonはこの日、ホームセキュリティサービス「Ring Protect Pro」と、見守りサービス「Alexa Together」も発表していて、家庭用ロボット「Astro」は両サービスとの連携も視野に入れている。
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シニアバイスプレジデントのDave Limp氏は「Astroは、SFや映画、アニメなどからインスピレーションを得ました。数年前から家庭用ロボットの開発に取り組み、5〜10年後にはどの家庭も1台以上のロボットと暮らし、ロボットが日常生活にとって重要な存在になっている社会が来るでしょう」と語っている。
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■ Introducing Amazon Astro - Household Robot for Home Monitoring, with Alexa:
●「Astro」は何ができる?
「Astro」には大きなディスプレイが搭載され、顔の表情を変えたり、メッセージを表示することができる。自律移動もできれば、スマートフォンのアプリを使って「Astro」を遠隔操作することもできる。指定した部屋を見て回ったり、人や物を確認することができる。Amazonの音声アシスタントの「Alexa」と連携できるが、エコシステムとして連携するのか、音声アシスタントとして連携するのかは明確ではない。
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伸縮可能なペリスコープカメラを搭載していて、遠隔操作で高いところを確認することもできる。
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ペリスコープカメラを伸ばしてテーブルの上を確認したり、ガスコンロのレバーを確認したり、夜には自律移動で警備することもできる・・と動画は語っている。
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スコープカメラを伸ばしてガスコンロのレバーを確認
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同時に発表された新しいセキュリティサービス「Ring Protect Pro」と連携すると自律移動での警備機能が利用できるようだ
車輪の移動機構を持ち、SLAMで周囲の環境を検知、家の中を自由に動き回ることができる。
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センサーとSLAM技術を活用して自律移動ができる。マッピングは常に行われ、新たに部屋にモノが置かれていてもちゃんと検知する
誰かの後を追従して移動することもできる。センシングによって寝ている犬にぶつかることもない。
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階下への階段も検知してストップ、落ちてしまうこともない。
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動画では、世界的なロボット工学の権威、サイエンティストや開発者たちが登場。
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こちらはMITのロドニー・ブルックス博士、サブサンプション・アーキテクチャの提案者
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プライバシーを重視した設計として、ワンボタンで「Astro」に内蔵されたマイク、カメラ、モーション等をオフにすることができる。また、Astroのスマホアプリを使って、Astroに立ち入り禁止区域を設定することもできる。
●警備や高齢者の見守りに
「Astro」は電話、メッセージ、タイマー、アラーム、リマインダーの機能を持つ。まるで動く「Echo Show」のように、リマインダーの設定、買い物リストの管理、アラートの受信などももちろんできる。
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コミュニケーションデバイスとしてビデオ通話も
同じく発表された「Alexa Together」サブスクリプションと連携し、遠隔からコミュニケーションしたり、ケアすることによって、高齢の両親や祖父母が安心して、かつ自立した生活を送れるよう支援する役割も期待できる。「Alexa Together」には緊急対応時に24時間年中無休のハンズフリーアクセスも提供される予定だ。
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高齢者との連絡や見守りのデバイスとして
留守中にAstroが見知らぬ人を認識したり、異常な音を検知した場合には、アラートを通知するセキュリティ機能も持つ。Amazonは同発表会でセキュリティサービス「Ring Protect Pro」も発表していて、このサービスの6ヶ月間の無料トライアルと連携して、「Astro」の積極的なパトロール機能を試用したり、撮影した動画をRingのクラウドストレージに最大60日間保存したりすることもできる。
■The Science Behind Astro
Amazon Astro:
■発表会の全編:
(神崎 洋治)