衆議院選挙について政府、与党内では11月前半に行われるという見方が有力となっています。

栃木2区から6期目を目指す立憲民主党で現職の福田昭夫氏(73)が12日、日光市で事務所開きを行いました。

日光市森友で行われた事務所開きには県議会議員や地元の市議会議員、労働組合などからおよそ20人が出席しました。

選対委員長を務める松井正一県議会議員は「皆の力で福田氏を国会に送り込み安心安全で豊かな国づくりを期待したい。」と支持を呼びかけました。

福田氏は「国会に入り17年目たって感じているのは小さな政府にしすぎて保健所の機能や農業などに弊害が出ているということ」と、日本を立て直したいと意気込みを語りました。

現職の福田氏は次の衆議院選挙で6回目の当選を目指すことになります。

栃木2区を巡っては福田氏のほかに自民党県連が公募で選んだ前の県議会議員の五十嵐清氏(51)、元農林水産大臣、西川公也氏の長男で県議会議員の鎭央氏(49)が立候補の意思を示していて、立憲民主党と自民分裂による三つ巴の選挙戦になる可能性があります。

衆議院選挙の日程について政府、与党内では9月29日に自民党総裁選挙が行われ10月初旬に臨時国会を召集し新しい総理大臣の所信表明演説と代表質問の後、衆議院の解散・総選挙に踏み切るという見方が強まっています。

国会日程を終えるのは10月中旬と想定されるため、衆議院選挙は10月26日公示、11月7日投開票か11月2日公示14日投開票の日程が有力視されています。