卵を巻かない「ズボライス」。元イタリアンシェフのおうちで外食気分レシピ

2021年9月2日 20時0分

気軽に外食を楽しむこともままならない今、休みの日にもごはんづくりをしないといけないことも。
そこで今回は、元イタリアンレストランのシェフで、現在は料理夫のパパイズムさんに、おうちで外食気分が楽しめる絶品レシピを紹介してもらいます。特別な食材を使わなくても、時間をかけなくても大満足なレシピをお届け！

いつもの食材でつくるごちそうレシピ

お金も時間もかけずに残り物で簡単につくれる、オシャレな料理を発信するパパイズムさん。インスタで人気だったメニューを公開！

●卵を巻かないのにレストラン風！「ズボライス」

【材料（2人分）とつくり方】

（1）　ボウルに温かいご飯茶碗2杯分（約300g）、卵2個、ソーセージ（粗みじん切り）2本、牛乳大さじ1、塩小さじ1／2、うま味調味料（あれば）少し、ピザ用チーズ20gを入れてよく混ぜる。

（2）　フライパンにバター10gを焦がさないように中火で溶かし、（1）を入れて30秒ほど炒め合わせる。ヘラでフライパンの縁に寄せてオムレツ形に整え、卵焼きをつくる要領でひっくり返しながら表面を焼き固め、フライパンを逆さにして器に盛る。

（3）　使用後のフライパンにトマト缶（カット状）とトマトケチャップ各大さじ2、ウスターソースと水各大さじ1を入れて煮る。濃度が濃い場合は、水を加えて調整し、（2）にかける。

［1人分501kcal］

●トースターでOK！洋風副菜「ブロッコリーの窯焼き風チーズ焼き」

【材料（2人分）とつくり方】

（1）　ボウルにブロッコリー（小房に分け、ひと口大に切る）1／2個を入れ、オリーブオイル大さじ1・1／2、塩ひとつまみ、カレー粉少しを混ぜて10分ほどおく。

（2）　スキレットまたは耐熱容器に（1）を入れ、ピザ用チーズひとつかみ（約30g）をのせ、トースター（1000W）で8分ほど焦げ目がつくまで焼く。

［1人分163kcal］

●ビーフシチューのルウでカンタン！「ソーセージと鶏モモ肉のグリル」

【材料（2人分）とつくり方】

（1）　大きめのフライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、鶏モモ肉（ラップをかけ、めん棒などでたたいて厚みを均一にのばし、塩とコショウ各少しで下味をつける）1枚を皮目を下にして入れ、ヘラで押しつけるように3分ほど焼く。ソーセージ5～6本を加えてさらに2～3分焼き、鶏肉の皮がカリッとしたら上下を返して火を止める。全体にアルミ箔をかぶせて5分ほどおき、余熱で火をとおし、器に盛る。

（2）　使用後のフライパンにシメジ1／3パックを入れて炒め、バター5g、白ワイン大さじ1、ビーフシチューのルウ1かけ、水大さじ2を加え、溶かしながら煮つめる。味をみてたりなければ塩少しで調整し、（1）にかける。

［1人分384kcal］

●いつものメニューをちょいテクで外食級にグレードアップするテク

・レトルトミートソースに「バター＋白ワイン」を煮つめて加える

バター10gを溶かしたフライパンに大さじ1／2の白ワインを入れて煮つめ、ミートソース2人分を加えてひと煮立ち。ぐっと外食風に！

・カレーやシチューのルウはおろしてふりかける

固形ルウは、トーストやピザのチーズの上におろし金で削ると味のアレンジが簡単。チーズにルウが溶け込み、ソースなしでもおいしい。

今回紹介したのは、ちょっとひと工夫を加えるだけで、ごちそうレシピが簡単につくれるものばかり。見た目も豪華で味も大満足なおうちごはん。ぜひ家族で楽しんでみて！