妊婦へのワクチン優先接種30日から 宇都宮市
宇都宮市の佐藤栄一市長は26日、定例の記者会見を開き妊婦への新型コロナウイルスのワクチン接種を30日から始めると発表しました。
優先接種の対象者は、母子手帳の交付を受けた市内在住の妊婦と市内の産婦人科に通院する妊婦です。
妊婦が感染する場合のおよそ8割は配偶者やパートナーからとみられていることを踏まえ、配偶者や同居する12歳以上の子どもも対象になります。
かかりつけの産婦人科での個別接種は協力要請に応じた市内の13カ所で行います。
予約の開始は8月30日からそれぞれの産婦人科で受け付け、その際、市の予約システムからの予約は不要になります。接種の開始もこの日からになります。
集団接種は8月30日から市のコールセンターまたは専用ダイヤルから予約の受付を始めます。
そして9月5日以降の毎週日曜日に最大6カ所の地区市民センターなどで行います。
市は優先接種の対象を合わせて3千人ほどと見込んでいて、対象となる妊婦には郵送で詳細を通知するとしています。