栃木県内223人感染 クラスター5件 東武百貨店など 新型コロナ 24日発表
新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は24日、新たに223人の感染を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、那須塩原市、大田原市、さくら市などの男女223人です。
県の発表分は139人、宇都宮市発表分は84人です。
県内では新たに5例のクラスターが確認されています。
このうち真岡市内の事業所で24日までに従業員6人の陽性が判明し、県は107例目のクラスターに認定。下野市内の留置施設で23日までに留置者6人の陽性が判明し108例目のクラスターに認定しました。
また、東武宇都宮百貨店は宇都宮本店の地下食品売り場で今月13日から23日にかけて合わせて6人の感染が確認されました。25日から地下食品売場を休業として消毒作業を行うとともに地下食品売り場に勤務するすべての従業員のPCR検査を行います。それ以外のお菓子売り場などほかのフロアは通常営業となります。
県内の感染者は累計で1万2079人。現在の療養者は2057人、このうち重症者は17人、入院調整中は296人、自宅療養者は1299人です。
そのほかの関連情報です。大田原市では妊婦のコロナウイルス感染による重症化を予防し母子の命を守るため、集団接種でのワクチン接種を希望する妊婦と配偶者またはパートナーへの優先予約枠を設けると発表しました。
対象は大田原市に住民票があり母子手帳の交付を受け事前に医師に相談し、接種可能と判断された妊婦と大田原市に住民票がある配偶者またはパートナーです。
近県の状況は埼玉県で5人の死亡と1,316人の感染、茨城県で247人の感染、群馬県で265人の感染を確認しています。