デジタル体験をリッチにしてくれるPC&スマホ周辺機器5選【2021上半期PC&ガジェット大賞】
【2021上半期PC&ガジェット大賞】
昨年から続くワークスタイルやライフスタイルの急激な変化に対応した新モデルが続々とリリースされ、まさに買い替え需要も絶好調だ。そんな活況あふれる今年上半期のPC&ガジェット周りの総決算! というワケで、ITライター・井上 晃氏と編集部で協議の上、2021年上半期に最も注目したニューモデルを総合、そして部門別にアワード形式でお送りする!
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【周辺機器部門】
■プラスアルファで検討したい
PCやスマートフォンと接続する周辺機器からは、洗練され、使い勝手の良いアイテムを5つピックアップした。
ヘルスケア関連では「睡眠」をテーマにした製品が増えた。「HUAWEI WATCH FIT」や「Nest Hub」もそうしたトレンドを押さえている。メーカーにピンポイントなトレンドとしては、iPhoneのMagSafeに対応するアイテムが続々と登場。ここではモバイルバッテリーを紹介する。
また、在宅時間の増加に伴い、Wi-Fiルーターや、モニター類なども需要が増加したジャンルとして注目だ。
ITライター
井上 晃
最新ガジェットやITサービスについて取材するフリーライター。Webメディアや雑誌などを中心に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿している。
1. 上品な着け心地と便利な縦長画面が魅力
HUAWEI
「HUAWEI WATCH FIT(エレガントエディション)」
(実勢価格:1万9800円前後)
長方形の縦長ディスプレイが特徴的なHUAWEI WATCH FITの上位エディション。ステンレススチール製のケースと、フルオロエラストマー製のベルトを採用し、着け心地の良さが◎。血中酸素レベルの常時測定にも対応
【Inoue's Recommend】
睡眠記録なども記録できるウォッチ類は長時間装着しがち。着け心地の良さは非常に重要になります。TPOを選ばずに使いやすい落ち着いたデザインも好印象です
▲ワークアウトの測定や睡眠ログなど主要な測定機能に対応。縦長画面のメリットは一度に表示できる情報量が多いことだ
2. コスパ抜群のWi-Fi 6対応ミドルレンジ機
TP-Link
「Archer AX73」
(実勢価格:1万3600円前後)
3月発売のWi-Fi 6対応ルーター。IPv6(IPoE/IPv4 overIPv6)に対応し、通信速度は最大4804Mbps。同社独自のOneMesh対応中継機を使えばメッシュWi-Fi化も容易だ
【Inoue's Recommend】
多くのIPv6サービスをカバーでき、費用対効果のバランスも良い一台です。PCのみならず、スマホアプリからでも初期設定が行えるなど、ユーザーフレンドリーな設計も◎
3. 最新iPhone のお供に検討したいバッテリー
Anker
「PowerCore Magnetic 5000」
(実勢価格:3990円前後)
マグネット式のワイヤレスモバイルバッテリーで、最新のiPhone 12シリーズに装着して使用が可能。最大10W出力のUSB Type-Cポートも備え、ケーブルを使えばiPhone 12 以外のデバイスの充電にも使える
【Inoue's Recommend】
Apple純正の「Smart Battery Case」がない最新モデルにおいて、快適にバッテリー持ちを強化する手段として狙い目です。携帯しやすいサイズや、装着時のグリップ感の良さもポイント
▲磁力で固定されるため、ワイヤレス充電時に位置のズレを生じにくい。ケース越しの利用にはケースのMagSafe対応が必須だ
4. 寝室需要を重点的に狙った“スマート目覚まし”的存在
Google
「Google Nest Hub(第2世代)」
(実勢価格:1万1000円前後)
5月に発売されたスマートディスプレイ。カメラなどを搭載せず、寝室利用に適した仕様となっており、睡眠トラッキングにも対応する。スピーカーは低音域が強化された
【Inoue's Recommend】
画像提供:Googleベッドサイドに置いて楽曲再生用や目覚まし代わりに利用するのがオススメ。いびきの測定機能なども備わっているので、セルフチェックにも便利です
5. クリエーターなら検討したい4K HDR対応モニター
BenQ
「PD2725U」
(実勢価格:11万7000円前後)
「PD」シリーズ最新モデル。ポート類は豊富で、対応ノートPCなどに対してはThunderbolt 3対応のUSB Type-Cケーブル1本で給電も可能。色域はDCI-P3などを95%カバー
【Inoue's Recommend】
性能にこだわるモニターには非常に高額なものも多いですが、少し頑張れば手が出せる価格帯にある同機は、現実的な選択肢。写真や動画、デザインなどに携わる人なら、ぜひ検討あれ
▲スタンドは高さ調整が可能なほか、ピボット機能も備える。プロユースではポートレート写真のレタッチなどにも使いやすいだろう
※2021年7月6日発売「GoodsPress」8.9月合併号78ページの記事をもとに構成しています<取材・文/井上 晃>
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