画像:街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜

写真拡大

 8月8日、TKO木本武宏がYouTubeチャンネル「街録ch」に出演。芸人人生を振り返り、35歳で5度目の東京進出を果たした際のエピソードなどを語りました。

 過去に4度の東京進出に失敗し、5度目に挑戦中のTKO木本武宏は、相方・木下隆行の騒動で"6度目"に移行するかもしれないと冗談交じりに語りつつ、5度目の東京進出に挑戦した当初を回顧しました。

 それまで東京に仕事で訪れたことはあっても、住んだことはなかった2人。会社のサポートもないまま東京に進出したため、所属している松竹芸能の、養成所ライブから始めることにしたそう。木本は「いま考えたらホンマ…嫌やったろうなと思うんすよ、若い人たちは」「俺らも一生懸命仲良くなろうと思って、目線合わせる感じでやるけど、まあ無理あるよね」と話し、仕事ゼロでネタばかりを披露する日々を送っていたと話しました。収入がなかったため、夜中は後輩のツテでマンションのワックスがけのバイトに従事。芸人としては先輩、バイト先では後輩という歪な関係ができあがっていたのことです。

 バイトをしてはいたものの借金があり、お金がなかった木本。家を借りることもできず、安田大サーカスの団長安田の家に泊めてもらっていたといいます。しかし当時団長は恋人と同棲をしており、団長が地方に行くときは恋人と2人きりになってしまうので、外に出ざるをえませんでした。泊まる場所が見つからないときはドン・キホーテで時間を潰し、不要なダンボールをもらってきて築地公園で寝泊まりをするという生活を送っていたそう。夜が明けて松竹芸能のオフィスが開くと、そこへ行って暖を取り、誰かしら社員を見つけて「ご飯連れてって下さい」と頼み込んで昼ご飯に行く…そして夜になったらまた退社する社員を捕まえて「夜ご飯連れて行って欲しい」と頼んで食いつないでいた、と話しました。


<◆時間メモ> 
※YouTubeページにジャンプします
・35歳で5度目の東京進出に挑戦も…