エンゼルス・大谷翔平(左)と現WBA世界ウエルター級休養王者のマニー・パッキャオ【写真:Getty Images】

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球団スタッフ30人にHRダービーの賞金をプレゼント

 エンゼルス大谷翔平投手が見せた“粋な心遣い”が、競技の枠を越えて大きな反響を呼んでいる。ホームランダービー参加で得た賞金15万ドル(約1650万円)を球団スタッフ約30人に配ったという記事に対し、世界6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級休養王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)までが反応。世界的スターにも一目置かれる存在のようだ。

 パッキャオは、フォロワー数266万人を抱える自身のツイッターで大谷の記事を引用。「God Bless Shohei Ohtani(大谷翔平に神のご加護を)」とのメッセージを添えた。自身の練習風景などを主にツイートしている中で、“異質”な投稿は際立っていた。

 米複数メディアによると、大谷はトレーナーやクラブハウスで働くスタッフ、広報部の職員らに対し、日頃の感謝の思いを込めて自ら得た賞金を贈呈。ダービーでは1回戦で敗れたものの、結果に関わらずプレゼントすることを決めていたという。

 オールスタゲームでは史上初の二刀流出場で歴史を作るなど、日米球界の話題の中心にいる大谷。パッキャオの反応は、まさに世界が注目し始めている証左だろう。(Full-Count編集部)