ソニーがうっかりPS5を上下逆に設置したCMを公開してしまう
2021年7月8日、ソニーが「ゴッド・オブ・ウォーをプレイして1日を終える父親」というムービー広告をTwitterにアップしましたが、すぐに投稿が削除されました。この理由は「PS5を上下逆に設置していたこと」だとゲーム系ニュースメディアのKotakuが報じています。
PS5 Ad Pulled By Sony Seemingly For Showing Upside Down Console
実際に公開されたムービーのスクリーンショットがコレ。
テレビの下に設置されたPS5はディスクの挿入口が上に来る形となっています。
PS5は縦置き・横置きの両方に対応していますが、横置きする場合に「どちらの面が上かわからない」という混乱がユーザーの間で発生していました。正しい置き方は以下のようにディスクの挿入口が下になる形なのですが、「ディスクを入れにくい」という声も上がっています。
またPlayStation Studiosの責任者であるHermen Hulst氏が「自宅のテレビに猫が攻撃を行っている」というムービーをアップロードした際、PS5が上下逆になっていたことも2020年12月に話題になりました。Hulst氏はすぐにムービーを削除し、PS5が映っていないバージョンに置き換えましたが、この一件で「PlayStation Studiosの責任者でさえもPS5を上下逆に置いているのだ」と指摘されることになります。
ソニーが新たにTwitterに投稿し削除したムービー広告も、PS5のデザインの問題を想記させるもの。Kotakuのライターであるイアン・ウォーカー氏はPS5を垂直方向に置いているそうですが、「横置きの場合、上下逆に置いた方がPS5は見た目が良くなります。ムービー広告を制作した気の毒なアシスタントも同じように考えたのでしょう」と述べました。
なお、この件に関してソニーはコメントを行っていないとのことです。