「癌になれ」PKを失敗したモラタの妻が脅迫被害を告白。「もし、か弱い女性に起こっていたら…」
スペイン代表FWアルバロ・モラタの妻、アリスさんが自身と子供たちへ脅迫があったことを明かした。英紙『The Sun』が伝えている。
スペインは現地時間7月6日、EURO2020の準決勝でイタリアと対戦。60分にカウンターからフェデリコ・キエーザに先制点を許すが、80分にダニ・オルモとのワンツーから中央突破したモラタが同点ゴールを奪い、試合を振り出しに戻す。
その後は延長戦に入ってもゴールは生まれず、PK戦に突入。スペインはともに1人目が外して迎えた4人目のモラタが痛恨の失敗。結果的にはこれが勝負を決め、覇権奪回の夢は潰えた。
【動画】モラタの鮮やかな同点弾&痛恨のPK失敗シーン
一部のサポーターは28歳のストライカーへ批判の矛先を向けると、イタリア人ということもあってかアリスさんをはじめ家族も攻撃。なかには「モラタとその家族は癌になれ」「子供たちが心臓発作を起こすだろう」といった、度を越えた誹謗中傷がSNS上で書き込まれる事態となっている。
これを受け、アリスさんは自身に届いた卑劣なメッセージを公表。以下のような声明を発表している。
「私は正直なところ、これらのメッセージのどれにも苦しんでいません。でも、もしこれがもっとか弱い女性に起こっていたら、問題になっていたと思います。スポーツは団結するためのものであり、不満を生むものではないことを忘れてはいけません。このような行為は恥ずべきことであり、許されることではありません」
失意の選手、さらに家族まで標的にした誹謗中傷は、許されるべきではないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
スペインは現地時間7月6日、EURO2020の準決勝でイタリアと対戦。60分にカウンターからフェデリコ・キエーザに先制点を許すが、80分にダニ・オルモとのワンツーから中央突破したモラタが同点ゴールを奪い、試合を振り出しに戻す。
その後は延長戦に入ってもゴールは生まれず、PK戦に突入。スペインはともに1人目が外して迎えた4人目のモラタが痛恨の失敗。結果的にはこれが勝負を決め、覇権奪回の夢は潰えた。
一部のサポーターは28歳のストライカーへ批判の矛先を向けると、イタリア人ということもあってかアリスさんをはじめ家族も攻撃。なかには「モラタとその家族は癌になれ」「子供たちが心臓発作を起こすだろう」といった、度を越えた誹謗中傷がSNS上で書き込まれる事態となっている。
これを受け、アリスさんは自身に届いた卑劣なメッセージを公表。以下のような声明を発表している。
「私は正直なところ、これらのメッセージのどれにも苦しんでいません。でも、もしこれがもっとか弱い女性に起こっていたら、問題になっていたと思います。スポーツは団結するためのものであり、不満を生むものではないことを忘れてはいけません。このような行為は恥ずべきことであり、許されることではありません」
失意の選手、さらに家族まで標的にした誹謗中傷は、許されるべきではないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部