秋の味覚ナシの出荷が県内随一の産地、芳賀町で早くも始まりました。

ハウスで育てられた「幸水」が食卓に届けられます。

ハウス栽培の梨が芳賀町の選果場に21日、今シーズン初めて届きました。 

県内ではJAうつのみやに次いで2番目の出荷です。

秋の味覚を代表するナシですが、生産が盛んなJAはが野管内では、高い値段がつくこの時期に合わせて4人の農家がハウスで栽培しています。

初日は「幸水」がおよそ250キロ持ち込まれ、選果場の職員が形や色、大きさなどの品質を確認しました。

ハウス栽培は天候に左右されず、病気の発生も少ないため、一定の品質を保つことができるのが特徴です。

今年は雨が少なかったため、質の良いナシができたといい、糖度の検査で平均値を超える12.9度とすっきりした甘さが味わえるということです。 

出荷された「幸水」は都内のスーパーや高級フルーツ店などで販売されます。