宇都宮市では20日から新型コロナウイルスワクチンの高齢者向けの集団接種が当初の予定より1週間前倒しで始まりました。

個別接種を中心に高齢者のワクチン接種を進めている宇都宮市では、6月27日から3回にわたって高齢者向けの集団接種を行う予定でした。

医療従事者の接種について7月上旬に完了する見込みとなったため、医療従事者向けとしていた雀宮地区市民センターの午後の接種分を一般高齢者に充てる形で集団接種をスタートしました。

20日は事前に予約した106人が集団接種を受けました。

宇都宮市の集団接種は20日のほか、6月27日、7月4日、11日に実施されます。

これらの枠はすでに予約が埋まっていますが、県営の大規模接種会場分に空きがあるほか、今後順次、集団接種や個別接種の新たな枠を情報を公開する予定です。

宇都宮市では6月17日現在、高齢者のおよそ43%が1回目の接種を終えていて、7月中旬以降には60歳から64歳の人や基礎疾患のある人の接種も始めたいとしています。