2022年に県内で開かれるいちご一会とちぎ国体でウエイトリフティングの会場として使用される小山市立体育館の開館記念式典が19日行われました。

小山市立体育館は2019年6月に着工、2021年3月に完成しました。

小山市としては初めて建設から運営までを民間主導で行うPFI方式を採用し、宇都宮市の警備会社・北関東綜合警備保障や大手スポーツメーカー・ミズノなどからなる思川PFIパートナーズが運営を行います。

建設費や2037年3月までの運営費を含めた契約金はおよそ58億5千万円です。

これまで小山市にある大きな体育館は県立の県南体育館のみでしたが、市立体育館のオープンで市民の健康づくりの機会が増えると関係者は期待を寄せています。

式典で小山市の浅野正富市長は「市民の憩いの場として、また災害時には命を守る場として市民に愛される施設にしていきたい」と話しました。

また、柔道でロンドンとリオデジャネイロの五輪2大会連続で銅メダルを獲得し、4月に現役を退いた小山市出身の海老沼匡さんがあいさつしました。

小山市立体育館は7月1日にオープンし、とちぎ国体のほか成人式など市の行事で使用される予定です。