JR東日本は17日、記者会見を開き、来年春に宇都宮線と日光線に新しい車両を投入すると発表しました。

新型車両が投入されるのは、宇都宮線の小山―黒磯駅間と日光線で、現在走行している205系の車両が製造から30年を越え老朽化したことを受けて行われるものです。

新しく造られるE131系は3両編成で、側面の帯は宇都宮市で復元された火焔太鼓の山車をイメージして黄色と茶色の2色を使いました。 

車体の幅はこれまでより15センチ広がり、各車両に防犯カメラを設置するほか、非常通報装置を増やしセキュリティの向上を図ります。

また、車いすやベビーカーを利用する人が使いやすいフリースペースの設置や車いすも対応できる大型トイレの導入などバリアフリーにも配慮されています。

今年8月に1両目が搬入される予定で、来年春のダイヤ改正に合わせて運行を開始します。