栃木県内各地で接種進む 新型コロナワクチン
県が公表している市町別の高齢者のワクチン接種率ですが、6月15日時点での高齢者の1回目の接種率は28.22%で全国44位と最下位を脱出し、それぞれの市や町で取り組みを進めています。
65歳以上の高齢者向けの市町別のワクチン接種状況は県のホームページの「新型コロナウイルスワクチンの接種状況及び配分状況について」のページで確認できます。
高齢者が最も多い宇都宮市では1回目の接種も県内で最も多い2万1千回余りとなっていますが、接種率は16.15%、2回目の接種率も1.24%でともに最も低くなっています。
宇都宮市では本来27日からだった高齢者向けの集団接種を20日からに前倒しして7月末までの完了を目指します。
足利市の1回目の接種率は18.44%で2番目に低くなっています。
日光市は13日時点の2回目接種率が0.60%と最も低い割合でしたが3.07%まで上昇しました。
真岡市は1回目、2回目とも最も高い接種率です。
県は不要な競争を避けるため、これまで公表をしませんでしたが、県民の関心が高いとして14日から市町の接種率を公表しています。
茂木町は1回目の接種率が57.38%で真岡市に次いで2番目に高くなっています。
13日時点で1回目接種率が12%余りで最も低かった壬生町は34%まで上昇しました。
那須町は1回目接種率が5割を超え県内で3番目、2回目接種率は22%余りで県内2番目の高さです。