さくら市の市民有志がクラウドファンディングを活用して、かつて敷かれていた鉄道の一部を再現し街の活性化につなげようとしています。

今回再現を目指しているのはさくら市を走っていた鉄道で、何と人が押して動くものでした。

計画チームのメンバーは7人で「喜連川人車鉄道」の再現に取り組んでいます。

喜連川人車鉄道は1902年(明治35)から1918年(大正7)まで、現在の氏家駅前から喜連川地区の街なかまでおよそ8.2キロの区間で運行されていました。

計画チームでは人が押していた車両を原寸大で再現しました。

幅1.2メートル、長さ1.6メートルの箱型で今回は4人乗りで、線路もポイント付きで精巧に再現しています。

プロジェクトでは許可が下りれば実際に走行させる計画で、現在600万円を目標にクラウドファンディングを行っています。

オリジナルブランドとして地元メーカーとコラボレーションしたグッズの製作も検討中。

100年の時を超えて地元の活性化に結び付けたいとしています。