栃木県内で初めてとなるサッカーの国際親善試合が13日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われ、なでしこジャパンがメキシコと対戦しました。

東京オリンピックのメンバー発表前最後となる重要な試合、FAFAランキング11位のなでしこジャパンは28位のメキシコと対戦。

立ち上がりから主導権を握るもなかなか点を決められないなでしこでしたが、守備では前半28分、カウンターで訪れた決定的なピンチをキーパーの池田が好セーブ。

これに応えるようにその7分後、エースの岩渕が相手DFを巧みなフェイントで翻弄し、先制点を決めます。

後半は打ってかわってなでしこが得点を重ねます。

2点目を挙げた直後に相手にゴールを許したものの、これがこの試合唯一の失点。

フリーキックのチャンスを得た8分には素早いリスタートを岩渕がつないで籾木がこれを押し込み3対1と突き放します。

さらにその後も途中出場で最年少18歳の木下が代表初ゴールを決めると、試合終了間際には同じく途中出場の遠藤がダメ押し弾。

代表発表前に選手1人1人が最後まで攻める姿勢を見せつけ、5対1でメキシコを下しました。