チャン・ハンソ役のクァク・ドンヨン
 - Netflixオリジナルシリーズ「ヴィンチェンツォ」独占配信中

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 Netflixで配信中の韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」で、クァク・ドンヨン演じるチャン・ハンソにハマる人が続出している(以下、一部本編の内容に触れています)。

 本作は、イタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)が、ある目的のため母国・韓国に戻り、法では裁けない巨悪を“マフィア流”に制裁していくさまを描く。ヴィンチェンツォと対立することになる大企業「バベル」の会長を務めているのが、クァク・ドンヨンふんするハンソだ。

 周囲から変わり者であまり利発ではないと思われているハンソは、ある人物に指示を受けて仕事をしており、その人物に怯えながら部下や罪なき人たちに無慈悲な仕打ちを与える。操り人形であることに耐え切れず、「バベル」の実権を握ろうとする欲深さもあるが、敵であるはずのヴィンチェンツォと関わっていくなかで、心境が変化していく。

 ヴィンチェンツォに振り回されながらも、彼を慕い無邪気な笑顔を見せるハンソについて、SNS上では、「ハンソ可愛い!」「愛おしすぎる」「ハンソの笑顔が尊い」と物語の終盤にかけて人気が急上昇。2日に最終話が配信されると「ハンソめっちゃ泣けた」「ハンソロスがハンパない」「ハンソのスピンオフが観たい!」といったコメントが多数投稿された。

 ハンソ役のクァク・ドンヨンは、1997年3月生まれの現在24歳。「棚ぼたのあなた」(2012)で俳優デビューすると、「思春期メドレー」(2013)でドラマ初主演を果たした。その後も「雲が描いた月明り」(2016)、「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜」(2017)、「私のIDはカンナム美人」(2018)など数々の話題作に出演。「サイコだけど大丈夫」(2020)では、精神病院に入院させられる政治家の息子を熱演したことも記憶に新しい。

 「ヴィンチェンツォ」は、韓国のケーブルテレビtvNで2月から放送され、日本でも同時にNetflixで配信がスタート。Netflixの日本のランキングで1位となっている(5月7日時点)。(編集部・梅山富美子)