瓦礫の中でも家庭劇は芝居を続ける
 - (C) NHK

写真拡大

 連続テレビ小説「おちょやん」(月〜土、NHK総合・午前8時〜ほか)の第90回が4月9日に放送される(以下、今後のあらすじに触れています)。

 連続テレビ小説の第103作「おちょやん」は、明治の末に大阪の貧しい家に生まれた竹井千代(杉咲花)が、華やかな芝居の世界で女優の道を駆け上がる姿を描く物語。現在は第18週「うちの原点だす」に突入している。

 一平(成田凌)の電報で、鶴亀家庭劇の面々が再結集を果たす。瓦礫の中でも芝居はできるはずだと、道頓堀の復興までは旅一座として日本中を回ることにし、新たな船出を決めるのだった。

 その一方、亡き父・福助のトランペットと向き合おうとする一福。千代は旅立ちの前に、福富楽器店があった場所で、みつえと福助の結婚のきっかけとなった芝居「マットン婆さん」を公演したいと提案する。みつえに笑ってほしいという願いを込め、千代は舞台に立つ。

 「おちょやん」は全115回(23週)を予定しており、最終回は5月14日(15日は最終週の振り返り)の予定となっている。(編集部・大内啓輔)