「ワンダヴィジョン」と同じく今後のMCUへのヒントが?
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 配信開始となった新ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と今後のマーベル作品の関係についてなど、今週(3月15日〜19日)起きたマーベルに関する出来事を振り返ります。(編集部・倉本拓弥)

ファルコン&ウィンター・ソルジャー脚本家、物語は「複数のマーベル作品と直接的につながる」

 19日より配信がスタートした「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のメイン脚本家であるマルコム・スペルマンが、「本作の出来事が複数のマーベル・プロジェクトと直接的に繋がる」と Entertainment Weekly にコメントしました。マルコムによると、繋がりがあるのは3作品で、具体的なタイトルは「今は言えない」と伏せています。「ワンダヴィジョン」の物語が『ドクター・ストレンジ』続編に直結するように、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」も今後のMCUに関するヒントが散りばめられている可能性がありそうです。

クリス・エヴァンスのキャプテン・アメリカ復帰はナシ

 マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、クリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカとしてMCUに復帰するという報道を Entertainment Weekly で否定しました。今年1月にDeadlineは報じた報道は、クリスが少なくとも1本のマーベル映画でキャップを再演し、2本目の出演もあり得るというもの。クリス本人も初耳とツイートしていましたが、ファイギは「思いもかけないようなこと起きて常に驚かされているから、僕はもはや何に対しても『ノー』とは答えないようにしているけれど、このウワサについては、本人によって即刻打ち消されているからね」と報道をキッパリと否定しています。

『ヴェノム』続編、全米公開が9月に延期

 米ソニー・ピクチャーズが現地時間17日、トム・ハーディ主演映画『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題) / Venom: Let There Be Carnage』の全米公開日を6月25日から9月17日に延期すると発表しました。先日、米ユニバーサルが話題作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の全米公開日を6月25日に再設定したため、大作同士のバッティングを避ける形の延期と見られます。なお、ソニーのマーベル映画では、ジャレッド・レトー主演の『モービウス』が2022年1月21日全米公開予定となっています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」メインヴィラン役俳優が決定

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 スクラル人の地球侵略を描いた人気マーベルコミックを実写ドラマ化する「シークレット・インベージョン(原題) / Secret Invasion」で、『あの夜、マイアミで』などのキングズリー・ベン=アディルがメインヴィランを演じると、Deadlineが独占で報じました。サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー役)、ベン・メンデルソーン(スクラル人・タロス役)に続くキャスト情報で、キングズリーがどんなヴィランを演じるのかは明かされていません。「シークレット・インベージョン(原題)」は「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と同じように、Disney+向けの作品となる予定です。