頭と胴体が真っ二つになった蒋介石像

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(基隆中央社)北部・基隆市の基隆駅前ロータリーで3日行われた蒋介石像の撤去作業中、像が胴体の部分で上下に切り離され、頭部と胴体が真っ二つに折れるアクシデントがあった。市工務処の張元良処長によれば、切断された銅像は蒋介石の銅像が集まる桃園市の慈湖紀念雕像公園で修復されるという。

銅像の撤去は駅周辺の大規模整備工事に伴うもの。この銅像は70年近く前に同所に設置された。台座部分については日本統治時代の1917年に撮影された写真から判断して、当時は初代台湾総督の樺山資紀の銅像が載っていた可能性があることから、文化財としての価値の評価が進められている。台座をそのまま残すかについては文化資産委員が検討中だという。

撤去作業は再三のトラブルに見舞われた。開始前には何者かによってオレンジ色のペンキがかけられた。作業開始後に銅像の右側に亀裂が入っているのが見つかり、10トンクレーンを追加で1台動員。銅像を縄で固定してから持ち上げようとしたがびくともせず、さらに25トンクレーンを用いて持ち上げようとしたところ、銅像が胴の部分で切断された。ワイヤーで持ち上げられた上半身はバランスを失って落下。頭部と胴体が2つに割れた。

(王朝/編集:名切千絵)