「リヴァプールで奇妙な背番号を背負った5人のスター」
日本代表FW南野拓実がローンでチームを離れたリヴァプール。
ここでは、ポジションに似合わない背番号をつけた選手たちを振り返ってみる。
3番:スティーヴ・フィナン
リヴァプールで217試合に出場したアイルランド代表の右サイドバックSB。フラムでは2番だったが、レッズでは3番に。
現在の3番を背負っているのは、ブラジル人MFファビーニョ。もとは右サイドバックだった彼はモナコでは2番をつけている。
5番:ミラン・バロシュ
トップスピードでもぶれないボールコントロールと狡猾さを武器に、EURO2004で得点王に輝いたチェコ人ストライカー。
期待の有望株だったが徐々にピッチ内外でエゴイスティックな面ばかりが目立つようになり、一気に転落していった。
リヨンに在籍していた2007年には時速271kmで愛車フェラーリを爆走させ検挙される伝説も。
2番:アンドレア・ドッセーナ
イタリア代表として2009年のコンフェデレーションズカップも戦った左サイドバック。1年半だけプレーしたリヴァプールでは左SBながら2番を着用した。
もとは高精度のクロス、粘り強いディフェンス、無尽蔵な運動量を武器とするサイドアタッカーだった。
ただ、左SBとして期待されたリヴァプールではクロスが全く味方に合わず、守備力の不足も露呈する結果に。
6番:ルイス・アルベルト
同胞のイアゴ・アスパスとともにリヴァプールに引き抜かれたスペイン人。
当時の彼は9番を背負ったバルセロナBで得点を量産するアタッカーだったがなぜか6番に。
リヴァプールではわずか12試合にしか出場できなかったが、ラツィオではポジションを一列下げてブレイクを果たした。
8番:エミール・ヘスキー
リヴァプールで223試合に出場したイングランド代表FW。
レスターでは9番タイプのストライカーだったが、レッズでは8番を背負った。パワーとテクニックを兼ね備え、パートナーの生かし方や高い守備意識などがチームのために働ける一方で、ゴール意識の低下が批判されることに。
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彼の後に8番を着けたのが、スティーヴン・ジェラードだ。