通算12ゴールに到達した鈴木。(C)STVV

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 ベルギー・リーグで2試合連続2ゴールを決め、今シーズンの通算ゴール数を12に伸ばしているシント=トロイデンの鈴木優磨。絶好調の日本人ストライカーと2トップを組む相棒が、ふたりの相性を自画自賛している。

 1月にSTVVに加入した33歳のベルギー出身FWイロンベ・ムボヨが、現地紙『Het Laatste Nieuws』のインタビューに応じ、新天地での手応えを語った。

 ムボヨはこれまでクラブ・ブルージュなどのベルギー国内のクラブやスイスのシオン、サウジアラビアのアル・ラーイドなどを渡り歩いてきたベテランだ。STVVでは、20年12月に就任したピーター・マース監督のもと、加入直後から先発に起用されている。

 そしてコンビを組む鈴木との相性は現地でも「素晴らしい相棒を見つけた」と絶賛されるほどだ。マース監督は「避雷針のようなムボヨ、ほかにはないポジション取りを知っている鈴木。それがこれ以上なく功を奏している」と絶賛し、ムボヨ自身も手応えを得ているようだ。
 

「このチームで、スズキと一緒にコンビを組んで前線を走り回ることを楽しんでいる。我々はお互いを完全に理解しているんだ。一緒にプレーできるのは至福の時間だと思っている。ルーベン戦、コルトレーク戦でもそうだった。スコアラーが誰かというのは二の次だよ。試合というのは、勝つことがすべてだ」
 
 STVVはコルトレーク戦で3連勝とし、次節はホームでムスクロンと対戦する。鈴木の3試合連続ゴールにも期待がかかるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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