ブンデスリーガ第15節の幕開けを告げる金曜夜のナイターでは、ボルシア・メンヒェングラードバッハと対戦するバイエルン・ミュンヘン。月曜日にリザーブ組を中心に行われたトレーニングでは、ここのところ負傷が伝えられていた4選手の姿が見受けられた。

 前日に行われた1.FSVマインツ05戦の後半74分に、PK獲得へと繋がるファウルをバレイロから受けたセルゲ・ニャブリだが、試合後にフリック監督は「スネに打撲を受けた」と大事には至っていないことを強調。そして実際にその翌日には練習参加を果たしている。

 そのためおそらくは、大腿に過度伸展を抱え「グラードバッハ戦からプレーできる」と指揮官より太鼓判を押されたキングスレイ・コマンと共に、再び戦列に加わることになるだろう。さらにこの日は同じく負傷を抱えていたマルク・ロカ、そしてジョシュア・ザークツィーの姿も見受けられた。


 ただその一方で負傷に関わらず、そのロカをはじめ今夏加入の4選手はあまり出場機会をえていないのだろうか?これにフリック監督は「そんなことはない」と反論。ロカと共にブナ・サールについても負傷による影響を強調しており、またダグラス・コスタについては「時間がかかるとわかっていたこと」と指摘。

 またエリック=マキシム・シュポ=モティングについては、ミュラーとレヴァンドフスキのバックアップとして「定着している」と述べており、そもそも両者との定位置争いという、非常に困難な状況下にありながら「特に練習では、彼は非常に良くやってくれていると思う。彼がいてくれて良かったと思うね」と言葉を続けつつ、いずれの新戦力ともに新天地に慣れるための忍耐を求めている。