出川哲朗

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タレント・出川哲朗が、21日の都内で行われた、経済産業省「のろーよ!デンドー車いす」プロジェクト発表会に出席した。

出川は、2カ月前から経済産業省が立ちあげた当プロジェクトのアンバサダーを任されており、電動車いすのことを「デンドー車いす」と呼び、更なる普及と安全性を考えるトークを繰り広げた。

そこでは、高齢者における免許返納後の移動手段として「デンドー車いす」をプッシュした出川。「デンドー車いすなら、免許の必要がない。本人だけじゃなく、家族も安心」と熱いプレゼンテーションを展開した。

▼ 「デンドー車いす」という呼び名にした、出川

経済産業省「のろーよ!デンドー車いす」プロジェクト発表会にて


免許返納をした実在の家族も取材したそうで、涙を流した場面写真やビデオ映像による実体験も示した。シニア層の生活にも必要な移動手段の確保することで「好きなとき、好きな場所に外出できる」と説明。今日のステージ上でも、各企業から発売されている電動車いすも試乗して、大きく分けて2つのタイプ…「ジョイスティック型」と両手で操作する「ハンドル型」という電動車いすの特徴を紹介した。

▼ 2つのタイプ…「ジョイスティック型」と両手で操作する「ハンドル型」を紹介した


▼ 「ジョイスティック型」に試乗。小回りの良さをアピールした


▼ 「ハンドル型」では、安定感の良さを伝えた


人生100年時代という社会に突入。出川は最後に、自由な外出を想像しながらメッセージ。「元気だから、出掛けられるんじゃない。出掛けるから、元気でいられるんだ」と強い口調で語っていた。

同席した経済産業省の関係者は、プロジェクトの一環として、シニアカー実証事業を5都市(横浜市、調布市、つくば市、京丹後市、静岡市)を選んでスタートしている様子も示していた。

▼ 会場で展示されていた、最新型の電動車いす