冨安健洋

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日本代表は8日、イタリア・ボローニャで活躍する冨安健洋がインタビューに答えた。その中で冨安は新型コロナウイルスへの対策を語った。

冨安は、変則的なシーズンに対応するため「うまく疲れを取る」ことを意識していたという。

「よりいいコンディションで臨むために疲れを取ることを意識していたので、そのためにいつもより食事や睡眠に気を遣ったり、リラックスする時間を増やしたりということを意識していました」

また最近、キャプテンのアンドレア・ポーリから推薦されたガジェットを使っていると明かした。

冨安が語ったのは「オーラ(Oura Ring)」。指輪型で身につけ、内側のセンサーで自分の体調を計測する。冨安は「睡眠の質がわかる」と言う。

また、昨シーズンはサイドバック、今季からセンターバックでプレーしていることで考えることがあるという。

「去年1年間サイドバックをやって、自分が不利な状況で守備をすることが多くて、常に2対1の状況で守備をして大変な思いをしたので、自分がセンターバックでプレーするときはサイドバックにそういう思いをさせないように、できる限り負担を減らしてあげられるようにカバーできればといいと思っています」

日本代表への思いは変わってきたそうだ。「より責任感が増したというか、試合に黙してもらっているのでより日本のために全力でプレーしたい」。いつも安定したプレーを見せる冨安は、今回も日本守備陣をリードする存在になるだろう。


【取材・文:森雅史/日本蹴球合同会社】