DeNA・梶谷隆幸 (C) Kyodo News

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◆ 球団記録を塗り替える月間42安打

 7日、セントラル・リーグの9月度月間MVP(打者部門)に、横浜DeNAベイスターズ梶谷隆幸外野手が選ばれた。

 2015年の3・4月度以来、5年ぶりに受賞した梶谷は、9月リーグトップの打率.378をマーク。

 「月間42安打」は、1990年8月のパチョレック、1996年5月の佐伯貴弘を上回り、24年ぶりに球団記録を更新した。

 オンラインの記者会見では、「1カ月だけだが、自分なりに頑張って、いい成績を残せて率直に嬉しい」と喜びを語った32歳。

 つづけて、月間安打の球団新記録については、「だいたい四半世紀くらい…?正直、記録のことは知らなかったが、こうやって24年ぶりに更新できたことは、びっくりしていることの方が大きい。まさか自分が、と思った」と振り返っている。

 以下、会見の一問一答。

梶谷隆幸・9月度月間MVP受賞会見より

―― 好調の要因は?

1月からずっと黙々と自分のやることを決めて、迷わずやり通したことが結果につながっている。試合の中で見ていただければわかるように逆方向のバッティングが一番かな、と思う。率を残すには逆方向が重要かな、と昔から思っていたし、それを今度は身体でできるように、と思っていたので。

―― シーズン残り試合へ向けて

出たらとにかく自分のやるべきことをしたい。しっかりとした準備をして、いい結果を出したい。

―― 打率はリーグ3位の.318。最終的な目標は?

現状この数字で、シーズンが始まる前は3割をかなり目標にしていた。(最終目標は)3割というところ。欲もあって、3割3分打ちたいのはもちろんだが、結果として3割は絶対打ちたい。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)