「ご飯少なめ」連打でネギトロ丼が10円に ガスト注文パネルに「割引バグ」発覚→広報「すでに修正しました」
ガストのタッチパネルの注文システムに「バグ」があった――。そんな報告がツイッターで注目を集めている。
発端となったのは、あるツイッターユーザーの2020年10月6日の投稿だ。ツイートによれば、ミニねぎとろ丼を注文した際に、20円の割引となる「ご飯少なめ」を何度も押すと、最終的に値段が10円まで割引されたという。
つまり、「ご飯少なめ」の割引が重複してカウントされる状態だったというのだ。
実際、拡散された投稿にはタッチパネルを撮影した写真も添えられている。そこには、ミニねぎとろ丼(税抜き449円)が数量「1」とあり、その下に「ご飯少なめ」(価格欄にはマイナス20円とある)が数量「23」と表示されていた。
ガスト(画像は(C)Google)
この投稿は7日12時時点で4000件以上リツイートされ、ツイッターには
「バグ過ぎて草」
「話のネタには美味しいけど、実際に実行してたらドン引く......」
「悪意が無くても誤操作で2回押して40円引きになってそのまま会計している人がいそう」
などの反応が寄せられていたほか、ツイートを見て同じ方法を「試した」と報告するユーザーも出ていた。
「GO TOイート」の割引率どころではない事態。これ、ガスト側は把握しているのだろうか。
10月7日、Jタウンネットが、すかいらーくホールディングスの広報担当者に取材すると
「10月6日にシステムの不備を把握し、7日時点で修正対応させていただきました」
と説明した。
タッチパネルを何度もクリックすることで、なぜ最終的な値段が「10円」になったかなど、システム不備の詳細は把握できていないという。また、システムの不備に関して客からトラブルの声は寄せられていないとした。