猫がジャンプした瞬間を、飼い主がパシャリ。すると空中に浮遊しているような写真を撮ることができた。

それは、まるでUFOに吸い込まれていくような姿だった――。ツイッターでは、地球上にいながらも無重力を感じさせる猫が話題を呼んでいる。

こちらは、ツイッターユーザーの忍者猫チャコたん&すず香さん(以下、忍者猫さん)が2020年9月17日に投稿したもの。

ほんわかとした日差し込む窓の近くに、飼い主を背にしてお尻を向ける猫が見える。4本の足はフローリングから離れ、まさに「UFOに吸い込まれていくような」雰囲気だ。

写真に映った猫の姿に、ツイッターでは

「な...なんてこった...」
「脱力感が半端ない」
「にゃんこ跳ねる!」

などの声があがり、UFOのイラストとともに連れ去られる猫のコラージュを寄せた人も。投稿者のツイートは23日13時時点で約10万件のいいねを集めている。

写真は、連写によって撮れたそうで...


無重力猫(画像は忍者猫チャコたん&すず香(@wakaponsan)さんから)

18日、Jタウンネットが投稿者の忍者猫さんに詳細を聞いてみると、ジャンプしている猫の名前はチャコくんで、現在4歳のオスだという。

写真を撮ったのは約2年前で、場所は自宅のリビングとのこと。撮影のきっかけを聞くと、

「ねこじゃらしを追いかけてジャンプしているのを高速シャッターで連写したところ、空中浮遊というか空中歩行をしているかのような脱力感溢れる瞬間が撮れていました」

と説明する。忍者猫さんの家族で役割分担をして撮影したそうで、一人は猫じゃらし担当。もう一人がデジタル一眼レフカメラを構えていたという。

チャコくんに関して言えば、2本足で立つような姿でジャンプをしている写真は普段から多く撮れているが、4本足で浮いている姿はたまにしか撮れないとのことだ。

連写によって生まれた、「UFOに吸い込まれていくような無重力感」。忍者猫さんは、写真を見た時、

「真後ろから撮れていて、しかも外に向かっているシーンは奥行きがあって、様々な想像を掻き立てるなと思いました」

と感想を抱いたという。