子ども3人でも食費2万円台。節約上手のスーパーの回り方
家計に直結する食費。「買い物をするときは、商品をじっくり吟味」するのが節約につながりそうなイメージがありますが、買い物ルールを決めてしまうことで、時短と節約が同時にかないます。
ここでは時短を意識しつつ、節約のためには手を抜かないESSE読者・Sさんのお買い物に密着。40分間の買い物をリポートします!
スーパーの回り方で節約になるんです!
夫、子ども3人と暮らすSさん。月の食費は2万円台をキープしています。
買い物は週予算5000円以内で、週に1回、1週間分の生鮮食品&デイリー食材をまとめ買いしています。
【店内はこう回る!】
(1) 野菜
↓
(2) 日配品
↓
(3) 魚
↓
(4) 肉
↓
(5) 総菜・半調理おかず
↓
レジ
(1) 野菜コーナー:入り口の目玉野菜をチェック
店にとって、その日いちばんの自信商品は絶対に買ってほしいもの。
「たいてい旬のものが並んでいます。安くて、栄養面でも◎」
<時短テク>泥つきの野菜は処理ずみのものに頼る
「泥やアク抜きが必要なゴボウやサトイモなどは、特売でもあえて買いません」
即調理可能な商品や冷凍ものを選び、時間と手間をカット。値段も安定しているのでじつはおトク。
フルーツは見切り品をチェック!
この日買ったのは目玉野菜のキャベツ、ネギ、タマネギ、トマト、長イモ、白菜、大根、ささがきゴボウ、モヤシ、シメジ、パプリカ、洋ナシ。
節約食材のモヤシ、キノコは必須。フルーツも込みで、週1000円を目安に購入。
(2) 日配品コーナー:節約食材をルーティン買い
納豆や豆腐類、ヨーグルトなどの必ず食卓にのぼる食材は、購入が決まっているので迷わずカゴに。
「その日最安値の商品を選ぶから、毎週違う商品を食べることになり、飽きません(笑)」
<節約テク>価格が変動する加工品はグラム当たりの金額を計算
ソーセージなどの加工肉はメーカーや商品によって内容量が大きく異なるので、グラム単価を重視。
「特売品より徳用パックの方が安い場合も」
この日買ったのは、納豆、豆腐、ソーセージ、ヨーグルトなどルーティン買いするもののなかから、買いたさなければいけないものを購入。合計約700円
(3) 魚コーナー:切り身や干物を活用する
下処理に費やす手間を考え、多少割高でも“焼くだけ”、“煮るだけ”系のすぐに食べられるパックを優先的に購入。
「冷凍保存もしやすく、最後まで食べきれるのでムダも出ません」
<節約テク>魚は子どもたちに選ばせる
避けられがちな魚も、子どもたち自身に「これ食べたい!」というものを選んでもらったら、完食率が驚くほどアップ。
「自分が選んだ魚なので、残さず、喜んで食べますよ」
ここでは2割引きだったホッケの干物3枚と、サンマの切り身3尾分を購入。魚介は毎週2〜3種類+冷凍品や缶づめ系で計800〜1000円前後購入しています。
(4) 肉コーナー:チラシある肉をチェック
チラシ掲載の特売品など、お買い得品が並ぶ確率大。まずはこの場所から見てその日の傾向をつかみ、壁側の売り場に移ります。
「この時点で1週間分のメインおかずを決定します」
<節約テク>100g100円以下の肉しか買わない
どんなに割引率が高くても、100g単価が100円を超えるものはパス。
「こうやってわが家の適正価格を決めておくと、迷わず取捨選択できます。安くても十分おいしい!」
激安特価、100g77円の牛こま切れ肉と、食卓に頻出する豚こま肉を購入。ほかにはおつとめ品の牛タン薄切りや鶏手羽肉で計1400円。
(5) 総菜・半調理おかずコーナー:半調理おかずは割り引きずみのものを狙う
お弁当のおかずや、あと1品というときに重宝する半調理品は、割り引きでおトクなら積極的に購入します。
「仕事で疲れた日も、これらで乗りきれます」
この日は、子どもたちの大好物ポテト入り揚げギョーザを半額でゲット。揚げるだけのメンチカツも半額で、2つ合わせて500円以内に収まりました。
●支払いはスマホでサッと
この日の買い物は3951円でした。
支払い時も、時短を意識しているSさん。
「dポイントとひもづけしているので、貯まったポイントを使って、毎月子どもたちとファストフードで無料ランチを満喫しています」
●収納場所ごとに袋を分ける
・チルドに入れるもの
・冷蔵庫に入れるもの
・室温で保存するもの
帰宅後、食材を保管する場所を想定し、袋づめの段階から分けてビニール袋につめます。
「保管する場所に持っていき、袋から出すだけでOK。冷蔵庫と保管庫を行き来したり、食材を探す負担が軽くなります」
<月>
メインは双子が選んだサンマ。副菜に牛タン炒めと長イモ和え。
<火>
鶏手羽元のボリューム満点ポトフにアヒージョ、豆腐グラタンなど。
<水>
ガパオのワンプレート。
前日のポトフをカレースープにリメイク。
<木>
揚げギョーザ、牛肉のオイスター炒め、サラダ、春雨スープで中華風。
<金>
とろろネギ牛丼でラクを! 具だくさんみそ汁で栄養バランスも◎。
<土>
週末はイベントで忙しいため、冷凍野菜も駆使して15分調理。
<日>
白菜やモヤシ、ソーセージなど節約食材メインの鍋と、ホッケの干物。
<取材協力/ザ・ビッグ倉敷店 撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>
ここでは時短を意識しつつ、節約のためには手を抜かないESSE読者・Sさんのお買い物に密着。40分間の買い物をリポートします!
スーパーの回り方で節約になるんです!
買い物上手はこうしてる!40分で失敗しないスーパーの回り方
買い物は週予算5000円以内で、週に1回、1週間分の生鮮食品&デイリー食材をまとめ買いしています。
【店内はこう回る!】
(1) 野菜
↓
(2) 日配品
↓
(3) 魚
↓
(4) 肉
↓
(5) 総菜・半調理おかず
↓
レジ
(1) 野菜コーナー:入り口の目玉野菜をチェック
店にとって、その日いちばんの自信商品は絶対に買ってほしいもの。
「たいてい旬のものが並んでいます。安くて、栄養面でも◎」
<時短テク>泥つきの野菜は処理ずみのものに頼る
「泥やアク抜きが必要なゴボウやサトイモなどは、特売でもあえて買いません」
即調理可能な商品や冷凍ものを選び、時間と手間をカット。値段も安定しているのでじつはおトク。
フルーツは見切り品をチェック!
この日買ったのは目玉野菜のキャベツ、ネギ、タマネギ、トマト、長イモ、白菜、大根、ささがきゴボウ、モヤシ、シメジ、パプリカ、洋ナシ。
節約食材のモヤシ、キノコは必須。フルーツも込みで、週1000円を目安に購入。
(2) 日配品コーナー:節約食材をルーティン買い
納豆や豆腐類、ヨーグルトなどの必ず食卓にのぼる食材は、購入が決まっているので迷わずカゴに。
「その日最安値の商品を選ぶから、毎週違う商品を食べることになり、飽きません(笑)」
<節約テク>価格が変動する加工品はグラム当たりの金額を計算
ソーセージなどの加工肉はメーカーや商品によって内容量が大きく異なるので、グラム単価を重視。
「特売品より徳用パックの方が安い場合も」
この日買ったのは、納豆、豆腐、ソーセージ、ヨーグルトなどルーティン買いするもののなかから、買いたさなければいけないものを購入。合計約700円
(3) 魚コーナー:切り身や干物を活用する
下処理に費やす手間を考え、多少割高でも“焼くだけ”、“煮るだけ”系のすぐに食べられるパックを優先的に購入。
「冷凍保存もしやすく、最後まで食べきれるのでムダも出ません」
<節約テク>魚は子どもたちに選ばせる
避けられがちな魚も、子どもたち自身に「これ食べたい!」というものを選んでもらったら、完食率が驚くほどアップ。
「自分が選んだ魚なので、残さず、喜んで食べますよ」
ここでは2割引きだったホッケの干物3枚と、サンマの切り身3尾分を購入。魚介は毎週2〜3種類+冷凍品や缶づめ系で計800〜1000円前後購入しています。
(4) 肉コーナー:チラシある肉をチェック
チラシ掲載の特売品など、お買い得品が並ぶ確率大。まずはこの場所から見てその日の傾向をつかみ、壁側の売り場に移ります。
「この時点で1週間分のメインおかずを決定します」
<節約テク>100g100円以下の肉しか買わない
どんなに割引率が高くても、100g単価が100円を超えるものはパス。
「こうやってわが家の適正価格を決めておくと、迷わず取捨選択できます。安くても十分おいしい!」
激安特価、100g77円の牛こま切れ肉と、食卓に頻出する豚こま肉を購入。ほかにはおつとめ品の牛タン薄切りや鶏手羽肉で計1400円。
(5) 総菜・半調理おかずコーナー:半調理おかずは割り引きずみのものを狙う
お弁当のおかずや、あと1品というときに重宝する半調理品は、割り引きでおトクなら積極的に購入します。
「仕事で疲れた日も、これらで乗りきれます」
この日は、子どもたちの大好物ポテト入り揚げギョーザを半額でゲット。揚げるだけのメンチカツも半額で、2つ合わせて500円以内に収まりました。
●支払いはスマホでサッと
この日の買い物は3951円でした。
支払い時も、時短を意識しているSさん。
「dポイントとひもづけしているので、貯まったポイントを使って、毎月子どもたちとファストフードで無料ランチを満喫しています」
●収納場所ごとに袋を分ける
・チルドに入れるもの
・冷蔵庫に入れるもの
・室温で保存するもの
帰宅後、食材を保管する場所を想定し、袋づめの段階から分けてビニール袋につめます。
「保管する場所に持っていき、袋から出すだけでOK。冷蔵庫と保管庫を行き来したり、食材を探す負担が軽くなります」
購入した食材を駆使して!1週間の献立はこちら
<月>
メインは双子が選んだサンマ。副菜に牛タン炒めと長イモ和え。
<火>
鶏手羽元のボリューム満点ポトフにアヒージョ、豆腐グラタンなど。
<水>
ガパオのワンプレート。
前日のポトフをカレースープにリメイク。
<木>
揚げギョーザ、牛肉のオイスター炒め、サラダ、春雨スープで中華風。
<金>
とろろネギ牛丼でラクを! 具だくさんみそ汁で栄養バランスも◎。
<土>
週末はイベントで忙しいため、冷凍野菜も駆使して15分調理。
<日>
白菜やモヤシ、ソーセージなど節約食材メインの鍋と、ホッケの干物。
<取材協力/ザ・ビッグ倉敷店 撮影/林紘輝 取材・文/ESSE編集部>