食べやすく、腸活に取り入れやすいと人気の雑穀「もち麦」。普段の生活にもち麦を取り入れるなら、白米ともち米を1:1で炊くもち麦ご飯がおすすめですが、もっと腸活効果を得たい人は、もち麦だけで炊くのもおすすめ!
より一層プチプチとした食感が楽しめ、料理のアクセントにもなります。サラダやみそ汁にちょいたしするレシピもご紹介します。

常備すると便利!100%炊きもち麦のレシピ




常備すると便利! 100%炊きもち麦

【材料とつくり方(2合分・でき上がり約600g分)】

(1) もち麦2合は洗って水気をきり(洗わず使えるものは表示に従う)、炊飯器に入れて水2カップを注ぎ、30分おいて浸水させる。

(2) 塩ひとつまみを加え、普通に炊く。

[全量1014kcal]

【保存法】


炊きもち麦が冷めたら保存容器に入れ、フタをして冷蔵庫へ。冷蔵で2〜3日保存可能。すぐに食べない分は、冷凍保存がおすすめ。粗熱がとれたら、ラップに1カップ分(120g)ずつ小分けにして包み、完全に冷めたら冷凍庫に入れて保存する。冷凍で約1か月保存可能。使うときは、電子レンジで解凍するか、加熱調理する場合は冷凍のまま加えてもOK。

いつもの料理に、もち麦をちょいたし!100%炊きもち麦、食べ方アイデア



●食べごたえたっぷりのみそ汁に!


100%炊きもち麦は、いつもの料理にちょいたしするだけでOK! 食べやすいので、どんな料理にもマッチします。たとえば、いつものみそ汁に、具材を煮込むときに加えてみたり、仕上げにひとさじ加えてもOK。具だくさんになって食べごたえもアップ。

●納豆にちょいたしで食感アップ


ネバネバ納豆にプチッともちもち食感がプラスされ、相性バツグン! 白米が好きな人も、手軽にもち麦が食べられます。

●ボリュームたっぷりの卵焼きやオムレツに!


卵液に、青菜やパプリカなどの野菜と一緒にもち麦をプラスして焼くだけ。ボリュームが出て、満足感のある一品になります。


●サラダのトッピングでダイエット効果アップ!




もち麦とパプリカのサラダ

炊いたもち麦は、サラダのトッピングにもぴったり。和風にも洋風にもマッチして、腹もちもいいからダイエット効果がアップします。



ドレッシングがしみ込んだもち麦が美味!もち麦とパプリカのサラダ


【材料(4人分)】

・100%炊きもち麦 1カップ(120g)

・パプリカ(赤・黄) 各1個(各150g)

・紫タマネギ 1/4個(50g)

・A[白ワインビネガー(または酢)大さじ2 塩小さじ1/3 粗びきコショウ(黒)少し]

・オリーブオイル 大さじ3

・サニーレタス 2枚

【つくり方】



(1) パプリカはヘタと種を除き、1.5cm角に切る。紫タマネギはみじん切りにする。



(2) ボウルに(1)の紫タマネギとAを合わせて混ぜ、5分おく。そこに100%炊きもち麦、オリーブオイル、(1)のパプリカを加えて混ぜる。



(3) 器にサニーレタスをちぎってのせ、(2)を盛る。



[1人分163kcal]





●ご飯ものとも相性◎ピラフ、チャーハン、リゾットに!




もち麦とキノコのピラフ

パラっとした炊き上がりの100%炊きもち麦は、チャーハンやピラフなどのご飯ものと相性抜群。食物繊維が豊富な野菜やキノコなどと組み合わせると◎。



もち麦&キノコで食物繊維たっぷり! もち麦とキノコのピラフ


【材料(4人分)】

・100%炊きもち麦 3カップ(360g)

・マッシュルーム 1パック(100g)

・シイタケ 6枚(100g)

・スライスベーコン 4枚(60g)

・ニンニク 1かけ

・オリーブオイル 大さじ2

・A[塩小さじ1 粗びきコショウ(黒)少し]

・パセリ(みじん切り) 少し

【つくり方】



(1) マッシュルームは石づきを除き、縦4つ割りにする。シイタケは石づきを除き、8つ割りにする。ベーコンは細切りにする。ニンニクはみじん切りにする。



(2) フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、(1)のニンニクとベーコンを炒める。香りが立ったらマッシュルームとシイタケを加えて炒め、しんなりしたら100%炊きもち麦を加えて炒め合わせる。



(3) Aで調味し、器に盛ってパセリを散らす。



[1人分277kcal]




<料理/藤井恵 撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>