リビングにちらかりがちなリモコンや取扱説明書、オモチャ…。「箱」を収納に活用することで、すっきり使いやすくしませんか?

ここでは箱使いの達人・Sさんのリビングを取材。リビングの大きな棚は背板がないので、裏側からも出し入れできます。
「奥行きを前後で分けて箱を入れれば、表側と裏側で違うものを収納できて便利です」


雑多なものをボックス収納ですっきりと

このように、こまごまとしたものの収納術を教わりました。

リモコン、取扱説明書、オモチャ…リビングでちらかりがちなものを箱ですっきり収納



●取扱説明書や本などはジャンルごとにボックスへ


個人のもの以外で必要な書類は、ジャンルごとに分けてイケアのファイルボックスに。
「取扱説明書や自治会関係の書類、本など、分類しておき、たまってきたらボックスごとに見直して整理します」

●かわいいあき箱は飾るように並べる


捨てるには惜しいかわいいあき箱は、棚の裏側に並べて目で楽しみます。
「どれもお菓子などが入っていた箱で、10年以上前のものも。棚の一部に、実用一辺倒でないスペースがあると、ホッと安らぎます」

●動線を考えたリモコン専用ボックスで消し忘れを防止


エアコンや天井のファンのリモコンは、階段への動線上にある、引っかけたボックスが定位置。
「ここは必ず目に入る位置なので、消し忘れがありません」
帰ってきたときも、すぐスイッチオン。

●入り口にDMボックスを設置して、リビングに持ち込まない工夫を


郵便物を取って家に入ったら、リビングの入り口でチェック。
「期限を気にするものと、しばらく保管したいものとに分けて、棚に設置した2つの箱に放り込み、リビングの奥まで持ち込まないようにしています」

●外に持ち出すものは棚の裏側の箱に


外出するときにいつも持って行くカメラや本なども、出がけにすぐ手に取れて、帰宅時にはすぐ戻せるよう、階段に近い棚の裏側に置いた箱を定位置に。
「夫が通勤時に持って行く小物もここに入れておきます」

●棚の下段にあき箱を用意して子どもの“宝箱”に


大人がガラクタに見えるものでも、子どもにとっては宝物。
「拾った石ころでも大事にとっておくので、専用の箱を用意しました。“宝箱”として、子どもが自由に取り出せる棚の下段に入れています」

●梱包セットは仕切り&持ち手つきのボックスにまとめる


荷物の梱包に使う、テープやハサミ、送り状を書くためのペンなどは無印良品のボックスに入れています。


「仕切りと持ち手がついたこのボックスなら、すっきりまとまり、持ち運びしやすくて重宝しています」
普段は子どもの手が届かない棚の上の方へ

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>