ゲレンデ地形を遊び尽くす! 遊べる地形の特徴とフリーライディングのポイント

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地形遊びでは、フリーライディング全体のスキルを鍛えることができます。上手く地形を遊ぶためには、スピードやボードコントロール重心移動などすべてのスキルが必要になります。ゲレンデでのフリーランが上手い人は、「スノーボード」の何をやらせても上達が早いです。フリーランを甘くみるのは禁物。今回はゲレンデを無限に楽しむ地形遊びの上達のコツを紹介します。

地形遊びを極めるには基本スキルが必須

フリーランが上手いとはどういうことでしょうか? それはスノーボードの総合的なスキルがあることを意味します。一つとして同じ地形がないゲレンデにおいて、基礎的なスキルが求められるからです。ターン時の加重・抜重。そしてスピードコントロール、さらにオーリーなど。まずは基本的なスキルをしっかりとマスターしてトライしてみましょう。

上手い人のラインを見て遊べる地形を見つけよう

リフトに乗っていて上手い人を見つけたら、その人がどんなラインで滑っているのかチェックしてみましょう。地形遊びが上手い人=遊べる地形を見つけるのが上手な人です。初心者の頃は、遊べる地形を見つけるのが難しいもの。そこでゲレンデで自由に遊んでいる上手いスノーボーダーのラインをチェックしましょう。そして同じラインを自分でも挑戦してみましょう。同じラインで滑っているのに上手く壁を登れなかったり、飛べなかったり、学びが多いはずです。

ゲレンデの壁地形を攻略する

ゲレンデに特に多いポイントがゲレンデ脇にある壁。林道コースなどにあるケースが多く、整備されていないけれど、スピードをつけて当て込んでみたり、ちょっとキッカケを見つけて飛んだりすることもできます。壁が続くポイントでは何度も連続でヒットすることもできます。ゲレンデ脇の壁で遊ぶときに重要なのがスピードコントロールと重心の移動。適切なスピードで入れなければ上手く当て込めません。重心の移動が上手くいかないと、思わぬ地形でまくられて転んでしまいます。壁地形では、壁のR(そり具合)に合わせて上手く板をコントロールしていかなければいけません。しっかりとスピードに乗せた上で、壁と重心を90度に保ち攻略しましょう。まずは、壁に登り、降りるといった乗り方を極めるのが重要。普通にできるようになったら、人気トリックのレイバックにも挑戦してみましょう。

ゲレンデのポコジャンを攻略する

ゲレンデのサイドヒットやリフト支柱付近のちょっとした起伏にあるポコジャン。上手く使いこなせば360などのスピントリックも決められます。ちょっとしたオーリーからのグラブも人気トリック。ポコジャンで重要なのは、やはりスピードコントロール。キッカーと違い、キレイなリップやランディングではないので、飛びすぎはケガの元。リップがない分、自分からオーリーをかけてしっかり飛ぶようにしましょう。

沢地形はナチュラルハーフパイプ

ゲレンデ内が沢地形になっている場合は、ナチュラルなハーフパイプ風に遊んでみましょう。左右の壁を使って上手くスピードをつけてターンを楽しみつつ、当て込んでみたり、自由に遊びましょう。

まとめ

まずは小さいポコジャンや壁から遊ぶことから初めてみましょう。ゲレンデ地形で遊ぶことは、フリーライディングスキルの上達につながります。ゲレンデ地形を上手く遊ぶことができれば、スノーボードはもっと楽しくなるはず。今シーズンは様々なゲレンデ地形にトライしてみましょう!