1/24より公開中の『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』より、特殊メイクのメイキング映像が到着した。

本作は、構想30年を掛け、9回も企画が頓挫し、映画史上最も呪われた企画と謳われながらも念願の完成・公開を迎えた一作。完成にあたってのテリー・ギリアム監督の喜びのコメントは、先日の記事でもご紹介している。

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スランプに陥ったCM監督トビー(アダム・ドライバー)が、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエル(ジョナサン・プライス)と再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく物語。

本作においてもっとも重要な要素は、“キホーテの鼻”だったという。メイキング映像では、ジョナサン・プライスにほどこされた鼻の特殊メイクの過程と、テリー・ギリアムや関係者らが鼻についてコメントする様子を見ることができる。

ギリアムは「キホーテの鼻は荒波をかき分けて進む船首だ」と表現。特殊メイクのパブロ・ペローナは「鼻は細くて鼻筋はくっきり、鷲鼻だけど滑稽なほどではない」と、そのシルエットのこだわりを語っている。特殊メイクは40分ほどかけて行われ、ジョナサン・プライスが目を覚ますとすっかり変身! どんな障害をも乗り越える、船首のような鼻を持ったドン・キホーテの誕生だ。

『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
1月24日(金)TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:ショウゲート

(C) 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU

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